END GAME ACT.1 感想その4
悪人面たっきー(みっきー?)が面白くてしかたありません。秘密は、薪さんの巡礼物語なので(←?)、どんなに酷なことが起こっても、きっと最後はみんなの存在が薪さんを救い、薪さんがみんなを救うのだ。と思うと、何があってもニヤニヤしちゃう、ヒトデナシ目ヒトデナシ科ヒトデナシ属ヒト種です←一応、ヒトを主張する。
だって~、鈴木なんか鈴木なんか鈴木なんか、登場したときからすでに死んでいたわけですし。
というわけで、最終回、薪さんは辞表を出し、巡礼者となってスペインへ行くのです。サンティアゴ・デ・コンポステラへの道を、カラフルなリュックに日の丸つけて、てくてく、てくてく・・・。←前に見たテレビに影響されている。何の番組だったかしら?
そういえば、ドラマの件は間違いでしたね。
ついでに、件の秘密のあらすじなど見てみたのですが、あらすじだけのせいかもしれないけど、・・・気持ち悪かったです。
ネタバレです。
そして、妄想です。
滝沢の仕事の候補がいくつかあります。
その1:第九解体
その2:蟹事件(の裏事件)の解明
その3:色々知っている薪さん自身の抹殺
その4:第九解体を目的として、第九に社会的批難を浴びせるため、第九捜査員が家族を襲ったように見せかけた。そのためにリストに上がった、「鈴木似の部下」は、条件も良かった。
うーん、思いつくのはこんな感じ。
で、ですね、その1、2と、その3、4は異質なんですよね。
薪さんの抹殺や、社会的非難を誘引するのに捜査員の家族を狙う(狙わせている)場合は、滝沢は、警察(他関係各位)以外の、しかも非合法な命令に従っていることになる。
しかし、公に記録されない仕事に甘んじていたという彼は、それはつまり、数年後にはその功績を認められて、ババーンと出世することが条件なわけで(多分)、そんな、バレたらクビが飛ぶどころか、自分で首を括らなきゃならなかったり、重り付きで海に沈められるようなことをするとは、ちょっと私には考えられない。
見たところ、滝沢は主義者でもアホでもなさそうなので、大枠の中では敵ではないと思うわけです。
もし、滝沢が第九解体の密命を帯びているとしても、それは青木の悲劇とは関係ないだろう。
滝沢の様子を見ていると、青木からの電話で異変を感じ、殺されたという出来事に対しては驚いている。計画外のことが起こったという焦った様子もない。電話が切れた後は、ちと意地悪だったが、滝沢は、関係ないと思う。
というわけで、今のところ(今日のところ!!)、滝沢は青木姉さんの殺人犯とは関係がないということにしておく。
さて、滝沢は何故この時期に第九に現れたのか。感想その3にちょこっと書きましたが、実は鈴木の脳が見たくなったりしたのでは~? と、思っております。
青木が「蟹事件を鈴木さんも見ていたーっ」そして、「でもオレも見てるんですーっ」とトイレで大声で騒いでから、滝沢が第九に復帰するまで1週間。
絶対にうそっこの健康診断書も1週間前に作成。
いったい誰がどうやって、青木のトイレの叫び情報を入手したのか分からないが、何らかの方法により、青木の大声が滝沢関係者に通じたのだろう。
(じゃあ、第九の誰かが情報流したんだなって思ってしまう。SPかもしれないけど。第九だったら誰だろう。今井かな?←今井には悪いが、他の誰にも似合わない)
誰でもなくて、実は、盗聴器ではなく、伝声管が張り巡らされていたのだっ!! ←そんなわけないだろ。あと、アナログじゃなくて、デジタル盗聴器は、見つからないというのを、以前テレビで見たことがあります。あるいは、実はワイヤレス電波ではなく、有線で信号が送られていたとか。
実は、2010の地震関係では、青木の考えたトラップをどうやって犯人にしかけたのか、明らかじゃない・・・ですよね。とにかく情報漏洩の事実がある以上、そして、コンピュータ上のオンラインの情報ではなく、「人の声」が漏れているという事実があるとみていいと思っているのですが。どうなんでしょうねえ。
話が戻りますが。
滝沢(他、関係各位)が蟹事件で手詰まりを感じていたところ、「実は、鈴木の脳に蟹がある」という事実を滝沢(他、関係各位)が知ったことが、滝沢が第九に来た理由ではないだろうか、なんて、つなげてみました。
うん、ぴったりではないか←自画自賛
ただ、鈴木の脳を、貝沼のところに気をつけてこそこそ見たいのか、「オレも見ちゃったー」という青木を捕まえて、こそこそ話を聞きたいのか、そこらへんは分かりません。
しかし、病休は多分3年が限度なので、実は黙っていても8月初旬には復職してきたような気もします。
それでその場合、誰が漏らしたのかということで、薪さんが疑心暗鬼になったり、薪さんが青木にかかずらっている間に面倒が起こったり、しちゃうのかなあ。
今回、ややこしくてしょうがないです。
再度、青木事件との関連ですが。
滝沢が封印された鈴木の脳を見るために、青木を嵌めたとはとても思えないし(全然関係ないし)、貝沼の脳を回避してきた(と思われる)滝沢が、この期に及んで、一人で鈴木の脳を見るとも思えない。
ところで、鈴木、というより、貝沼の脳に関しては、滝沢は結構怖いのではないかとも思ったりします。鈴木はともかく、他の二人はどうやって自殺に至ったのか詳細は分かりませんが、(もしかして、全部滝沢が嵌めたのかも知れないが)、嵌める計画がうまくいきすぎて結果として3人も死んだのだとしたら、ちょっとすごすぎる。
でも、貝沼直接ではないが、鈴木を通してそれを見た青木が、「青木は貝沼の脳を見ても、(表面上は)狂っていない」、「性格もあるだろうが、あの第九で、明るく楽しく仕事を続けている」ということを知れば、うまいこと言って、青木にもう一度鈴木の脳を見せようとするのではないか。
そして、もし、滝沢が誰にも目的を悟られたくないのなら、あるいは、ちょっとはいい人なら、今なら自分が見ても大丈夫だと思うかも知れない。
それに、滝沢は、やはり薪さんに「ホの字」かもしれない・・・・・・。
(いや、そういう気持ちが嫌われるのだろうが・・・)
可愛さ余って薪さんの神経を逆なでし、これでも我慢してきた本心をさらけ出させるきっかけになるのかと思うと・・・・・・。
いや、薪さん、ぐっとこらえるんだ!
滝沢の前で乱心したりしないで、読者にだけ見せておくれ~~~。
そんなこんなで、滝沢の今後(薪さんに出すちょっかい)がとっても楽しみなのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お読みいただいてありがとうございました。
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