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END GAME ACT.9 感想その8

  1. 2012/04/06(金) 01:06:30_
  2. END GAME 2012
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2
感想6と7で、ぐだぐだ、ぐだぐだとしていたことについて、一部を残してちょっとすっきりしました。
180度転換が得意な部下Yです。

メロディ10月号の付録だった、2007特別編と、2008特別編。
「なんでこんな付録をつくったのだろう。単行本に収録されているのに」

 Sさまへのお返事を兼ねて。

 
 





 いつも、「薪さんの苦しみは癒されることになるのだろうか」とか、「青木の鈴木コピーは途中でいなくなっちゃったみたいだけど、この先どうにかなるのだろうか」とか思いながら読んでいたはずなのだけれど。
 気になることが多すぎで、特に最近は、事件の進行とか、薪さんの台詞とか、細かいところが気になって、2ヶ月ごとに読むと、全体を見づらかったところがあった。(今号、特に)
 というか、ページ数のわりに話の進行が遅いので、前の号を読み直すときは進行を確認するような読み方になってしまう。いつ、何があって、誰が何を言ってたっけ?
(要するに私はそういう読み方なのだっ!)



 昨日(あ、もう一昨日だ)のこと、エスパー青木に関するぐだぐだを記事にして、そして青木を見捨てた後、ふと目に付いた、小さな青い表紙の薪さんと青木。
 本棚に突っ込むと、間に挟まって見えなくなってしまうのが、その時は偶然見えていた。
 うーん、いい表紙だなあ。


 その時私はふと思った。
「なんでこんな付録をつくったのだろう。単行本に収録されているのに」

 その瞬間、なんというか、私は天啓を受けた。(←大袈裟)



 そっかーーーー!
 END GAMEは最後の話だけど、これとこれの問題の決着をつけるってことなんだーーー!!

 え?
 そんな話、とっくにしてた?
 あ、そう。すみません。
 私、事件の関連付けで出た付録だとしか思ってなかったんです。


 探すのをやめると探し物が見つかったりする、アレでしょうか。
 灯台下暗しとか。



 2007特別編は薪さんの誰にも言えない心の叫び。
 「ずっと、死んだ人の『秘密』を見てきた」「その自分だけが死後も『秘密』を守り通す。そんな勝手が許されるのだろうか」

 2008特別編は青木の鈴木コピーキャット。
 「オレは2年前に見ていた。 だから・・・?」「全然別の人間なんですから」「鈴木さんは婚約しなかった。でも俺は」


 どちらも、元々は自分の意志で飛び込んだ世界でありながら、思いもかけぬ重い荷を背負わされ、嫌になったといって放り出すこともできない。
 今はもういない人を間にして、その運命の絡み合い。


 あの二つの決着が、4月号で、END GAMEの主題だったのだ。よくいう言い方をすれば、伏線の回収というやつでしょうか。


 薪さんが錯乱して叫んだ、第九の秘密、自分の秘密はまさに、2007特別編の薪さんの苦しみ。そして、青木が薪さんに語った言葉は・・・。

 Sさん、一言で片付けると、たぶん青木は鈴木と融合して、でも青木が鈴木を食ったのだと思います。

 Sさんのおっしゃったように、「鈴木の脳(人生)を見たことで、折に触れ年若い青木に影響を与え、ついにあのような言動をさせるに至った」これこそまさに、単なるコピーキャットではなく、自分を失ったのでもなく、なんというか、気持ちが通じて(死んでるけど)分かり合い(死んでるけど)、感覚で分かり合って、鈴木を自分のものにした、というようなことなのだろうと思います。



 「もし、鈴木の脳を見なかったら」・・・という青木には、もう、戻れない。
 それは決して悪い、かわいそうな意味とは、私は考えてはいない。それがたまたま鈴木だったということで、人間、いろんな経験をして出来上がっていくのは、一人の例外もいないのだから。

 相手が薪さんだから良かった、と、単純に喜ぶわけでもない。
 それは、結果論だから。


 仕事上、たくさんの人の脳を見てきたはずなのに、鈴木に似ていると言われたこと、その鈴木の脳に薪さんがいたために、他と違う影響を受けることになった。
 まあでも、うまいこと融合したわけだ。

 END GAMEは、事件としては別物だったが、青木にとっては2008特別編「コピーキャット」に繋がる事件だったのだ。



 そこで、そういうところに気持ちが向いた私は、突然、感想6、7に書いた、あの夢は認められんぐだぐだ、という気持ちに、ちょっと違う面からみることができた。



 そうか、あれは、清水先生特有の「分かりにくさ」大爆発の夢だったのだ!!!
 なるほどねー。
 だって、ジミーが許せたのもいっちばん最後だし。秘密は最終回の一個前だったから、まだ良心的なのだ。

 
 Sさんへのお返事も兼ねて。
 仮に鈴木が完成予想図を見たことがあって、椅子もモニタも配置も3年前に決まっていたとしても、
 仮に青木が完成予想図を見せられたことがあって、4月下旬から、新研究所の什器類の選定に、発注元である第九の担当者として関わっていたとしても、(←こういうところこそリアルに突っ込みたい部下Y)

 それでどーして薪さんが血まみれ関係者な夢なんか見るんだっ!
 失礼なやつっ!!
 敬愛しているという気持ちの裏で、まったくとんでもねー奴だ、ぷんぷん!!!

 と、実は今でも思っている。

 危険を察知して、でかした青木!
 とはとても思えない。

 時空を超えて薪さん薪さん薪さんな変態青木野郎めとか思っている。


 だがしかし、あのリアルな夢は、こういうことだったと思うに至った。

 あの夢は、現実の時間と出来事にリンクさせ、あたかも青木が予知したかのように見せることで、よもや青木がコピーキャットに完全に融合してしまったこと(この説明も一言では難しいけど、要するに青木と鈴木のことです)が、すぐにそれとは分からないようにするために、あえて「青木が知っている鈴木が見た薪さん」や、「見たことがないはずの新研究所」で、予知のような・既視感のような夢として描かれた。

 あれは、本当は鈴木が最後に見た薪さんであり、新研究所の完成予想図を見ていたのは鈴木だった。本当に同じだったのは、青木が本物を見たことによる記憶の脳内補正で、当初ぼんやりとしていたのは、やはり鈴木が最後に見た薪さんだったのだろう。

 なんか文章が変ですが、おわかりいただけたでしょうか?


 そして、青木を前にして叫ぶ薪さんと、薪さんに語りかける青木。

 つまりここで、2007特別編の薪さんの悲痛な思いと、2008特別編の青木コピーキャットという伏線の回収が行われたと私は思うことができたのです!!!
(気付いた自分に自分で感動中)

 まさに、予言の成就ともいえる。
 しかも、ゲド戦記の3巻「さいはての島へ」の、マハリオンの予言とその成就のようだ。


 ふう。
 自分的に解決するのに、なんと、ぐだぐだと書き連ねたことか。
(公開した分の10倍くらい、繰り返し、くどい、ぐだぐだがあるのです。残り、捨てよっと)



 でも、それが、何度も現れて次第にリアル化した「夢」だったというのは、やっぱり・・・・・・いまいち。
 なにかこう、「ふと、何かの拍子にときおり現れる、このヴィジョンはなんだろう」くらいだったら、もっと自然だったと思うんだけどなあ。お姉さんの血まみれとコピーキャット事件に触発されたら薪さんが血にまみれて銃を向け?・・・・・・うーんうーんうーん。←また悩み始める

 まあでも、ちょっとすっきりしたので、良かった良かった。



 だが、ここでさらに新たなる問題が発生することになった。

 薪さんが「自分が嫌い」とか「自分が憎い」とか「自分が赦せない」とか思っているのも、半分くらいは鈴木の思いだったりするのだろうか。鈴木が死ぬ前から、薪さんは「なんで自分ってこうなのだろう」と時々自分が嫌になってしまうような人間だったのかもしれない。 だから、鈴木は薪さんが自信たっぷりに余裕で仕事をしていると、安心感に満ちた目で見ていたのかもしれない。
 ・・・とすると、青木の言葉は、半ば鈴木の言葉だったり、するのかもしれない・・・・・・。

 と思うと、手放しでは喜べない複雑なものがある。

 薪さんはあれは青木の言葉だと思っているのだろうに。
 青木が、鈴木になっちゃったら(←ちょっと違うが)、薪さんは悲しむだろうになあ。百歩譲っても、喜びはしないだろう。

 青薪デートを書いたのはもうずいぶん前になるけれど、見ちゃったものはしょうがないからなあ。
 きっと、鈴木に似ている青木だから、鈴木の思いのこもった記憶を、ごく自然に自分に吸収できるのだろう。移植手術の成功みたいなものだ。
 とにかく、コピーキャットの融合に関しては、いい感じで拒否反応はないと見ることができて、一抹の不安は残るけれど、ひと安心というところだ。

 願わくば、あの言葉が、鈴木との融合によって紡ぎ出されたにしろ、青木自身の心から生まれた言葉でありますように。

 (薪さんが、おまえは鈴木じゃないとか、鈴木ミックスな青木なんか嫌だとか、わがままを言い出しませんように)



 やれやれ、秘密って、ほんとに、奥が深くて・・・。


~~~~~~~~~~~~~~

 お読みいただいてありがとうございました。
 やっと残りの感想に行けそうです。


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  1. 2012/04/07(土) 00:15:11 |
  2. |
  3. [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメントくださったSさま

  1. 2012/04/12(木) 22:23:44 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
こんばんは
> >本物を見たことによる記憶の脳内補正
> だったんですね。
> 確かに、10巻p.207のモノローグですでに、青木は「あんな事になる前に」と事件前を振り返っていますから、電車内で見た夢に、本物を見て補正されたものが描かれていてもおかしくありません。

そうじゃないのかなーと。
ぼんやりしていたものが、本物を見た途端、それまでのぼんやり記憶を修正して、今度から思い出すと修正された記憶にすり替わるというか。 
まあでも「どんどんリアルに」なんて言っているので、やっぱりエスパー青木かもしれませんけどねっっっ


> 「大統領のみた娘」に始まり、幾度となく、脳が画を改変することが描かれてきたのに、私はそこまで考えが及びませんでした。

これはもしかして、「あばたもえくぼ」というやつでしょうか←違う・・・

>
>  ***
>
> >たぶん青木は鈴木と融合して、でも青木が鈴木を食った
> >単なるコピーキャットではなく、自分を失ったのでもなく、……鈴木を自分のものにした
>
> そう思います。
> 私は、融合というより、和合とか、折り合いをつけたというイメージでいますが。

そうですか。
私は鈴木を意識して折り合いをつけるというより、有無を言わさず化学合成されてしまったように感じています。
鈴木化合物?

>
> 「人の脳を見ただけで 心まで伝染りはしない」としても、青木は鈴木さんの視界に映るものから、彼の心、とりわけ第九や薪さんに対する想いを察することはできたのではないかと思います。
> 「28人殺し」から半年もたっていないのに、第九や薪さんに憧れて配属になった青木ですから。

こと第九や薪さんに関して、感受性が高いというのは、そうですよね。
鈴木が見た薪さんは、実物よりずっとラブリーですし(@@;

>
> 薪さんに語りかけた青木の言葉は、青木自身の心、そしておそらく、28人殺しで苦しむ薪さんに接する鈴木さんに青木が見た想い。

あうう(TT)
泣けてきます。

>  ***
>
> 付録の表紙になっている荒涼とした風景は、薪さんの心を暗示しているのでしょうか。
> そうであれば、青木の言葉が慈雨となり、緑が芽吹きますように。

うううっ、またまた泣けちゃうことをっ(TT)

ありがとうございました。
 
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第九の部下Y

Author:第九の部下Y
部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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