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END GAME最終回 感想その4

  1. 2012/05/03(木) 23:41:49_
  2. END GAME 2012
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
ネタバレあります続きます。
 
 







P24~

「またあのお客さん、来たわよ~」「今日はケンカしてないわね」「先日のあれはなんだったのかしらね「殺されたとか言ってたけど」←お店の人たちと常連さんたち


「アメリカ、ニューヨークのMRI開発国際プロジェクト」
 なにそれ? 雪子さんでなくとも、ただ名前と中身をだらだら言われても分かりません。

 こだわりの部下Yは、どこが音頭取りをしているのか気になったが、米国の警察というのは、以前「鳳仙花」を書いたときにちょっと調べたのだが、日本のような「警察庁」がトップにあるような組織ではないらしく、各州の各市の警察はなにやら独立している組織で、だからFBIがあるようなのだが、かといってFBIは警察とは完全に別組織なのだ。それで再びウィキの米国の行政組織関係を眺めてみたのだが、エネルギー省なわけないし、財務省なわけもなく、内務省とか国務省とか見てみたのだが、結局分からなかった。米国の警察ってどこにあるの?

 というわけで、薪さんは米国に行くことになったそうです。

 辞表を受理して、野に放つわけにも行かず、昇格させるわけにも左遷するわけにも行かず、そのまま第九の室長で警視正に留め置くこともできず(^^)


 ここで一番疑問に思ったのは、刑事責任と行政処分は別ではないのかということだ。滝沢の脳破壊はどうなったのだろう。長官が「許されないっ」とか言って、それで終わるとはどういうことだ。
 と色々考えて、思ったことは、滝沢の脳破壊は、表に出さなかったということだ。
 たぶん、滝沢は最初からいなかったことになって、だから死んだことにもなっておらず、それでメディア上では情報を流出させたのは薪さん本人ということになっているのだろう。

 そのストーリーとしても、薪さんを狙い、青木を狙った事実があるので、滝沢がいなくとも話が成立する。もとより滝沢は日本人ではない。
 滝沢は完全に消されたということだろう。
 そのうち、第九の在籍者記録からも抹消されているかもしれない。それが、滝沢の工作員としての運命だったのだ。

 なので、「苦肉の策」の内情は、情報流出のみと考えてよさそうだ。
 滝沢の件に比べれば、情報流出なぞへのかっぱ程度にしか思えないが、それしかないとなれば、それなりに重い事態である。


「結局いつもそうやって薪さんが総ての責任を負わされる」
 しょうがないだろ、室長なんだから。
 青木って、こういうところがどうも、・・・もう3年も仕事してんだろおまえ、とイライラする。

 よく見ると、お茶飲んでるのは雪子さんだけで、青木は何をやってるんだろうか。喫茶店に来たらコーヒーの一杯くらい注文しろよ。

 ぐちぐちと「薪さんに会えない」と言っていたら、雪子さんに笑われた。

「私って本当に男見る目ないんだなあ・・・と思って」
 ない、ではなく、なかった、でしょうか。
 なんだか、色々ふっきってしまったようなさっぱりした表情です。

 そして、婚約指輪を取り出し「これ、持ってていい?」と聞いた。
  おお!?

 そして、ショーゲキの告白が!!
 「私ね、つよし君が好きだったの」
 そうか。そうだったのか。
 そういうことはあるかもしれない。だから、「いつから?」というのがすごく気になる。
 そして、こういう状況で「好き」というからには、恋人になっていずれは嫁さんになりたいというくらい好きだったということか? 
 と色々しゃべってくれと思ったが、

「知ってました」
 青木の一言で終わってしまいました。残念。

 そうか、青木は明らかにはっきりと知っててしつこくプロポーズしたわけか。
あの「あなたが誰を見ていても」っていうのは、雪子さんの好きな相手は薪さん「かもしれない」ではなく、あのときからずーっとOKされるまで、もしかしたらそれからも「相手は薪さんだ」と思い続けていたということか。

 いやまあ、青木も雪子さんが好きなわけだからいいんだけど。結局、薪さんがうじうじしている間にせっせと雪子さんに迫り続けてOKもらって、薪さんに大型爆弾を落としたわけだから、完全に確信犯なんだよな。しかも、薪さんといっしょにいたいとか言うくせに、やることは真逆だ。


「これを渡されたとき。前あなたにプロポーズされた時はね、あの時はつよし君に人格を完全否定されて、とにかくかなり頭にきてて、それで彼へのあてつけも半分あってプロポーズをうけたの。ごめんね」
「オレも、あんなにプロポーズを急いだのは多分・・・薪さんや鈴木さんに負けたくなくて・・・。オレは違うって示したくて認めてほしくて。きっと・・・それであんなにあせって・・・だから・・・雪子さんはそんな・・・雪子さんが謝る事は・・・何も」

 このお二人は、そういうことだったのか、と、今までさんざん、ああでもこうでもと言ってきたことが、当事者の口から語られた。

 いくつか気になった。

 雪子さんがいつから薪さんを好きだったかということ。
 これは、すでにめぐみさんも書いているが、恋人の親友としての好意はあっても、それが恋情に変わったとしたら、鈴木の死後だいぶたってからだろうと思う。もしかすると、青木が現れて、青木に鈴木の雰囲気を見いだしたことで、かえって薪さんへの気持ちを認識したという気もする。 

 薪さんへのあてつけだと言ったこと。
 あてつけるというのは、相手あってのことだ。薪さんに振られて(というのは正確ではないが)、じゃあ青木君と結婚してやる~~~と雪子さんが息巻いても、当の薪さんが「あ、そう、良かったね、お幸せに」と心から喜んでくれたのでは、さっぱりあてつけにならないのではないか、と思う。

 最終的に薪さんは爽やか笑顔で青木を祝福したけれど、それはあのエレベーター事件があり、青木が沖縄へ飛んでいって「青木が怪我!?」という事態があったからこそのことだったろう。
 青木が沖縄から帰ってきて医務室で三つどもえになった時は、雪子さんの気持ちは完全に青木に向いていたと思うが、では、エレベーターで会ったとき、あんなにビクついて、「説明させて欲しい」と言っていたのは何だったのだろう。
「あなたにあてつけたの」なんて言うわけにいかないから焦っていたのだろうか・・・・・・。
 
 それともあの「あてつけ」は、「つよし君の青木君を奪ってやる」という意味のあてつけだったのだろうか? それなら、薪さんには効くかもしれない・・・・・・けれど、「あてつけ」と説明された青木は、何の事やら分からないだろう。というか、そういうの、あてつけって言うのだろうか?

 そうするとやはり、「あなたが振り向いてくれないから、他の男と」というほうが整合性がありそうだ。だが、この作戦の成立は、薪さんが雪子さんに気があることが条件だ・・・と思うが、なくても成立するのかなあ?

 そうすると、こういうことか。
 雪子さんは、薪さんが自分に気があることを知らず、薪さんも雪子さんが自分に気があることを知らなかった。どちらかが一歩踏み出せばお互いの気持ちに気づいただろうが、鈴木の存在が二人にそれを許さず、もし気づくことがあったとしても、やはり気持ちに表したり言葉に出したりすることはなかった。
 もしかしたら、エレベーターの時に気づいたかもしれないが、もう、手を取り合うことはできなかった。青木がいなかったら、歩み寄れたかもしれないが、そもそも青木との婚約がなければあのような会話を交わすこともなかった。

 大人の恋、それも、誰にも知られない恋なのね。うっとり。


 青木はどうだったのか。
 薪さんに負けたくなくて雪子さんを好きになったわけではなさそうだが、5巻の状況を見ると、雪子さんに惚れたから力になりたいという気持ちが、薪さんが意地悪だから余計増幅したと、そう自分で認めたのかな。
 100歩譲っても、一応青木は、「雪子さんが好き」というのが先にあったというのは間違いないだろう。程度の問題はありそうだけれど。
 それにしても、競争相手の薪さんがいつから妄信する上司になったのだろうか。7巻かな。


 で、やはり真相はさっぱり分からなかった。というか、台詞から考えられるケースがあまりにも多すぎるというのが問題なのだ。
 


「私達、はじめがおかしかったのよ」
 なにがおかしかったというのだろうか。
 雪子さんは常に鈴木の面影を見ていたのだろうか。青木が鈴木の記憶にあった雪子さんに気づいたのは、しばらくたってからのことだった。
 雪子さんはおかしくないと思う。青木も変じゃなかったと思う。多少気にはしていたけれど。(薪さんがキレまくっていたのが原因だと思う)


 雪子さんが、いろいろすごいこと言ってますね。
「でも今はね。 鈴木君に似ているからとかじゃない。つよし君も関係ない。突然面倒を見ることになった高齢の口うるさい母親と、オムツもとれてない、ようやくおすわりが上手にできるようになったばかりの子供の世話をあたりまえのように受け入れて生活している、母親にも子供にも上司にも恋人にも、同じように総てに対して誠実に考える24歳の男が好きになったの」

 青木の母親は、やはり口うるさかったのか。(実の息子に言うとは、さすが雪子さん)  高齢はともかく。てか、高齢なのか。高齢っていくつなのだろう。お姉さんとは4つ違いだった? 40歳の時の子供としても、今64歳なら、高齢とは言えないし???
 見た目高齢っぽいが、謎のお母さんだった。

 上司にも恋人にも、というのは、鈴木はどうだったのだろうと、ふと気になった。同じだったのだろうか、そして、雪子さんの感じ方は、変わったのだろうか。


「好きだって言ってるのよ」
青木、ぼーっとなっております。べつに、嫌って別れたわけじゃないからね。青木は「一生結婚しません。子供作りません」って言ってしまっているけれど、とりあえず交際するだけなら話は別ってことで。


「別にまた婚約しろとか迫らないから安心して」
 迫ってもよいと思います。


「私達、一番最初からやりなおしましょう」
 ぼーっとして一言も言い返せない青木に、手を差し出す雪子さんが潔くてかっこよすぎる。


 この後、薪さんから青木に言づてられた鈴木のデータを供養して、ようやく鈴木の死を受け入れられたと薪さんに伝えるわけだけれど、だから雪子さんは、それなしで、青木自身を改めて好きになったと、そういうことだ。



 「当人達より早く二人の気持ちに気がついていたのは薪さんだった」をぶっ壊してどうするんだっと思ったが、気がつくのが遅すぎることはなかったということで、良かった良かった。
 何が良かったって、もし順序が違って、薪さんが復縁を勧めて、青木が雪子さんに復縁を申し込んだら→やはり「バカにしないでよ」と言って投げ飛ばされるオチだったろう。雪子さんから言ってくれて、良かった。




 それよりも、二人の会話にお姉さん達がちっとも出てこないことが、ものすごく気になった。やり直すのはよいけれど、どうして婚約解消することになったのか、二人とも忘れてしまったのだろうか?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 お読みいただいてありがとうございました。




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部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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