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エピローグ一期一会 薪さんはまだ知らない

  1. 2012/07/21(土) 18:34:47_
  2. 原作考察・雑記
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  4. _ comment:0

手紙を読んだ薪さんは・・・。


 
 





 雪子さんは青木と別れて、竹内と結婚した。←しつこい(笑)
 

 だが、薪さんは、まだ知らない。

 青木からのハガキの表を見て、「ようやく結婚報告か」なんて、青木の名前は今日のインタビューを思い出させ、これで青木が永遠に彼女のものになることを報告しているだろう、そのハガキの裏を見ることを迷う。


 「今も秘密はないのか。守りたいものはなにもないのか」

 それは、かつて子供を失ったまま自分だけが年老いて、すべてを捨てて犯人を殺した母親の言葉に重なる。
 「今の自分に、失うものがまだ何かあるのか。守るべきものがまだあるのか」


 その問いに背を向けてハガキを返すと、そこには、青木と彼女ではなく、青木と舞ちゃんの、思わず一緒になって笑ってしまいそうな写真。


 そして、遠く離れたフランスで、写真の青木を見ながら、白旗をあげた。大切なもの、守りたいもの、失いたくないもの。
 失ってもまた生まれてくるその気持ち、他人に侵されたくない心の領域。

 「人に見られたくない」その秘密は、人にとられたくないからなのか、それとも恥ずかしいものなのか。 


 そうして、薪さんには手紙が届く。


 青木の手紙は、すべてを捨てて、やはり捨てきれないと認めた薪さんの心に染み通る。離れていても、もう、孤独ではない。青木が自分の望んだように自分のものにはならなくとも、青木の望むものに自分はなることができる。それはもしかすると、今まで自分が望んでいた以上のものかもしれない。

 何よりも、こんなにも青木が自分を慕ってくれているという気持ちが分かって、それは幸福そのもので・・・・・・。
 



 あれ・・・・・・?
 薪さんは、雪子さんの結婚を知らないばかりか、青木が雪子さんと別れたことさえ知らないのだ。

 そんな手紙を読んだら、最初は嬉しくて感動しちゃうかもしれないけど、青木のことを好きな薪さんなら、我に返ってこう思うんだじゃないだろうか。


 「それで、僕の立場は? 愛人か!?

 青木のやつ、いったい僕をなんだと思ってるんだーーーーっっっ!!!
 おまえの家族は複数あるのか?
 いつから日本は一夫多妻、いや一夫多妻(性別不問)が認められるようになったんだっ!?
 


 ・・・・・・って青木に聞いてやりたいけれども、強くて優しくて柔軟すぎる青木の人間関係観を聞くのが怖い。青木が好きだから怖くて聞けない。


 だって、薪さんの結婚観・家族観は、彼自身の性的指向と裏返しに、至極真っ当なものなのだ。だから苦しむのだろう。(←あんまり認めたくないがしょうがない)。


 雪子さんと舞ちゃんと家族するはずなのに、その横で第二の家庭を作る気か?
 僕が仕事を終えるまでに雪子さんの晩ご飯を食べて舞ちゃんを風呂に入れ、僕が家に帰るとおまえがメシ作ってフロたてて待ってるのか? 次の日仕事に行くまでって、朝まで泊まっていく気か?

 雪子さんに殺される!!!
 雪子さんのホトケの顔も・・・あああ、何度目だ~~~っ! 今度は泣いても許してもらえないぞ!



 まあそのうち、彼女が他所へ嫁に行ったという話は耳に入るのだろうし、それで手紙の真意も分かるのだろうが、それならそれで青木には聞かねばなるまい。


 どうして別れたんだ?
 原因は何だ?

 毎日話して家族になるって、僕に舞ちゃんのママになれっていうのじゃあるまいな!!!


 薪さんの家族観は普通なのだ。父親がいて、母親がいて、子供がいるのだ。



 薪さんが青木を好きなら、青木のまともな人生を、また他人様の人生を壊してしまったと思って、自分の存在故の罪深さに激しく落ち込むのではないかと危惧する部下Yなのであった。


 

 だから、薪さんはホモじゃない、秘密は、恥ずかしいから見られたくないのではなく、他人に土足で踏みつけられたくないものなのだと、そう思いたいのです。




~~~~~~~~~~~~~~~~~

返事をもらえない青木がどんな気分になるかは知ったことではない。

ああ、また、ろくでもないことを書いてしまったぞ。
こんなに突っ込みどころが多いのも久しぶりだ。



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第九の部下Y

Author:第九の部下Y
部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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