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エピローグ・一期一会 感想その6

  1. 2012/08/11(土) 22:12:29_
  2. END GAME 2012
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0

 なんと、(いつのまにか)3万ヒットとか。
 毎度ありがとうございます。

 
 





 さらに1年後。2064年10月。
 フランス。薪さん、38歳になるのか。

 薪さんはTsu、じゃなくてTuなんだね。

 青木からの手紙が転送されてきている。しかも、二度も? 
 転送されているということは、フランスの住所は青木に知らされていないということか、それとも転勤直後かな。あるいは薪さんの住所は極秘なのか。秘密はなくなったと薪さん個人が言ったとしても、テレビに出ても、仕事の性質上、薪さんの私生活は管理下に置かれているのだろう。運転手だかボディガードだか監視役だが、ついているようだし。誘拐されて技術情報をしゃべらされてバラされる恐れがあるということだ。

 やはり、薪さんは孤独な生活だ。にこにこと愛想を振りまいている裏の、強烈な孤独感が強調される。

 
ようやく結婚報告か・・・?) 
 ようやく、というのは、青木は度々薪さんに手紙を送っていて、いつも結婚話とはなんの関係もない話ばかりだったのだろうか。それとも、まったく音信不通だったのだろうか。


 手紙の差出人に「青木一行」の文字を見ながら、ふと、今日のインタビューのことを思い出す。構成がね、すばらしい。清水先生は、こういうのがとてもうまい。ステキ。かっこいい。
 

 質問は、以前のインタビューで聞かれていたこと。
 守りたい秘密は今もないのかと聞かれて、青木の名前を見て、それは、守りたいものが青木であり、青木を思う自分の気持ちを守ることが自分の生きる希望であるのに、その名前はずーっと胸の奥底のほうに眠らせていたような。

 そこで思い出すのは、あかねの言葉。
 だが、インタビューの時は、にっこり笑ってnonと答えたのだと思う。以前のことを持ち出されてちょっと不意打ちを食らったみたいだが、赤の他人相手ににこにこ仮面が剥がれては、薪さんではない。


 で、なんで青木はあんなに変になっちゃうのかなあ、薪さんがすごく良かったのに!

 一度も泣かせなければ、こんなに変だと思うこともなかったろう。なんで青木はあんなに泣くのだろう。泣くから青木は薄いんだよな。泣くところに感動した人もいるかもしれないけれど、涙の意味が分からない涙は感動を半減させると思う。目を潤ませる程度とか、後から薪さんの言葉が忘れられないとか、じっくり思い起こしていると感じられれば、あの手紙の印象も全く違っただろう。

 まあ、好みの問題と言えばそれまでだが。
 青木は女の子だから、薪さんに会っただけで泣いちゃうとか、そういうことなのだろうか。


 青木は、薪さんの「家族」という言葉を聞くまで、「家族」ってどういうものだと思っていたのだろう。「第九が」「職場が」という枕詞のせいで、「職場関係でも家族可能」という解釈になってしまったのだろうか。

 青木、よく聞け。「家族のような」と薪さんは言ったんだぞ。
 相変わらず人の話を正確に聞かない奴だ。


 どうして泣くほど薪さんの気持ちに共感して同情した青木が、「家族」が欲しそうにみえた薪さんに、女性を紹介するとかじゃなくて、「はいはーい、オレ、薪さんの家族に立候補しまーす」みたいなことを考えるのだろうか。(しかも、状況的に、赤ちゃんまでセットでもれなく付いてくる)

 それに、家族の前に、薪さんと友人になろうと思わないのだろうか? 青木って、実は、友人がいないとか? 八方美人過ぎてあり得るかもしれん。 

 ともかく友達にもなれない人と、いったい家族になることができるのか。しかし一方で青木の家族観は、果てしなく友達に近い。
 たぶん、青木に家族観なんてものはないのだ。相手が薪さんか雪子さんかで変わるものなのだ。

 おまけに、青木の人間性を疑うのが、家族の話を書きながら舞ちゃんの面倒を見ながら、舞ちゃんと自分の写真を探しながら、お姉さんとお義兄さんのことを思い出さないことだ。短編だからしかたないが、最終回でも「報告しました」で終わった前科があるからな、青木には。
 ああ、また、アラが目に付く・・・(泣)
 さて気を取り直して。


 想いと時間が幾重にも重なり合って、空間も超えていく。
 きっと、薪さんも、青木と「家族のように」続いていけたらと、たぶん、そう思っているのだろう。そして、薪さんのその気持ちは、薪さんが表に出てこないように慎重に深層にしまい込んで自分でも忘れたふりをしているのに、空を超えて夜な夜な青木に語りかけ、青木にあのような手紙を書かせているのだ。
 テレパシーを使うのは青木だけじゃなかったんだな。

 いや、いいのだ。時として人は超常現象を引き起こすものであることを私は否定しない。平たく言えば双子や親子の不思議現象やニュータイプみたいなものだ。
 要するに、薪さんと青木は離れていても繋がっているのだ。
 だって何となく分かるんですから、なのだから。←ほとんど自棄。


 そして、雪子さんは、そんな二人に嫌気がさしたのか、どこかの馬の骨と結婚していた。「40前には何とかしろよ」と言われたので、白黒付けました、みたいな・・・(@@


 私が青木と雪子さんに結婚してほしかったのは、こんな思いつきで行動する責任感のない男が薪さんと付き合うのが嫌だったからだ。これでは「遊び仲間としてはいいけど、女の子は紹介したくない」男みたいじゃないか。薪さんが青木を好きでも、青木には一度言ったことを、しかも結婚なんていう重大発言を覆して欲しくなかった。一度やったことは何度でも繰り返すのだから。青木には鈴木というハンデキャップがあったとしても、だ。それを免罪符にするな。


 ああ、当て馬が馬の骨と結婚なんて・・・・・・っ(@@;
 雪子さんが幸せになってくれれば、もう、それでいいです(泣)
ううっ、何度言っても気持ちが収まらない。無責任大将青木め! だが、女に無責任でも仕事は普通にこなすのがオトコだったりするから、そこは一般的だな。
 さてまた気を取り直して・・・。
 すぐ青木に腹が立つから、軌道修正が大変だ(笑)



 そうして、青木への想いと、分かっているけど一抹の寂しさを味わう結婚に、暫し交錯か、思考停止か、意を決してハガキをひっくり返してみれば、そこには満面の笑みの青木と舞ちゃん(と猫)。拍子抜けと微笑み。薪さんはそのハガキを壁に飾った。


 なんか、仏語が間違っているらしいので、単行本で修正してください。 

~~~~~~~~~~~~~
 長いので切りました。
 つづく。



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部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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