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エピローグ・一期一会 感想その7

  1. 2012/08/11(土) 22:52:17_
  2. END GAME 2012
  3. _ tb:0
  4. _ comment:3
最後でーす。
 
 


 
 いろんな秘密。人の秘密。自分の秘密。事件の秘密。
 「薪さんの秘密」は、最後の最後に「自らの秘密」ではなく、「事件の核心」となった。

 秘密や苦しみを抱えたままでは、「秘密」は終われない。だが「薪さん(と青木)の『秘密』」をもう終わりにするためには、「薪さんの秘密」をなくしてしまわなければならなかったということだったのだろう。

 そしてすっきり秘密はなくなり、薪さんは涼しい顔で「秘密なんかない」と言い切った。

 END GAMEの、薪さんが失踪してからは、もう、作者の「終わりにしたい気持ち」が随所に見えてしまって、それはもう、終わることが分かっているからそう見えるのではなく、終わりにするために掲載スケジュールとページ数の枠の中で調整しているような作りが見えてしまって、ちょっと辛かった。

 そして、青木へのこだわりが、突如昇華されたようなラスト。青木の甘えを口実に、自分の扉を少し開けてみた。これからの未来が感じられてそれはそれで良かったけれど、生ける屍の上に難題が降りかかり自分で自分に鞭を打つようだったこれまでの薪さんを思ったら、そんなに軽くてそれでいいのかと、やはり無理矢理観が感じられて不満だった。
 苦しみその他が昇華されたことが不満なのではなく、薪さんが唐突で軽く、経緯がないのが不満だったのだ。
 

 ところが、その薪さんは青木に「待っている」と言って笑顔で日本を離れたと思ったら、青木とも交信はなさそうで、孤独で。
 一見華やかな生活の裏で、形態は違えど再び生ける屍となっていた。
 いったい、どうしたのかとも思ったし、やっぱりという感じもした。


 それが青木に再会し、そして写真の青木に会い、屍のように生きることを諦めた。
 それは、ある意味、自分の意志への敗北で、仮面を被って生きていくこと、もしかしたら一生日本へは帰らない、帰れない、帰る資格はないという漠然とした予感を否定するものだったのだ。

生きている限り この世に生きている限り 守るべきものは出来てしまう
全部無くしてもまた 全部無くした筈なのに また

 無くしたものは、鈴木であり、また、「秘密はもうない」と言い切った青木のことであり。
 でも、

大切なもの 失いたくないものは 生まれてくる
生きている限り おなかが減るように しあわせも感じるようになる」 

 そのためにこそ、人は生きていくのだと認識し、そのために自分だけ生き残っていることに赦しを請う。薪さんに願ってきた、そういうことが、これらの言葉に凝縮されているのだと感じることができて、このエピローグがあってよかったと、本当にそう思いました。


「守るべきものはありますか」
「秘密はありますか」
 と問われ、インタビュー時、薪さんはNonと答えただろう。「もちろん今でも、ない」と。 

 しかし、
欲しくなくても 出来てしまうんです

 そして、あかねに赦しを請う。お迎えを刑務所で待っているようなあかねには、また新しいものが生まれてくる時間は残されていない。あかねは判っていてそれを捨てた。だが、薪さんは若く、この先は長く、その時間を自分で縮めることは許されていない。そしてそれは生きる時間を縮めないことを赦してくださいと言っているのと同じこと。


 今は、青木の存在、青木を見ること、青木を感じることが薪さんの「しあわせ」で、「人に見られなくない秘密」。それが「守りたいもの」。それはもう、どうしようもなく、生まれてきてしまう感情で・・・。

 そのすべてが「oui」に凝縮されていた。

 でも、それはかつてのような苦しみではなく、そう思う気持ちが幸福そのもので、薪さんがその幸せを感じたいから生き続けたいという、生への原動力となっていった。それは鈴木の死を忘れるとか納得するのではなく、新しく出来た人間関係と、そこから生まれてくる感情のために赦しを請う形である。

 薪さんと一緒に泣きました(;;)
 何度読み返しても涙がでます。



 そして、そう思いたいという意志が起こるのは青木がいたからであり、それこそ、青木に望んでいた役割そのもので、青木はまさに初巻から暗示され、望まれてきた役目を果たし、3巻での自らの誓いをも果たしたと言えよう。


 そして、半年後、薪さんは日本へ帰ってくるのである――!


 

 さて、薪さんがホモかそうでないかについて。

 薪さんも相当変人だから、変人同士でうまくやるだろ、というところだが、何度も読むと、やはり、薪さんの青木への想いは、友情の域を超えているというより、こんな自分に何か大切なものがあるということを知られたくないとか、それはそんな資格があるのかという思いで、自分だけ生き残ってのうのうと暮らしていると思われるのが恥ずかしい、まさに、滝沢に言われたように思われるのが辛いからと、そう思えるから、薪さんがホモかそうでないかの結論はつけられていないし、多分ホモじゃないだろうと、私は思うことにする。

 だって、ホモだったから苦しかった話ってことになると、つまらない。やはり主題(って何だ? まあ色々)を追っていくのなら、人間の条件はノーマルでないと、「アブノーマル、マイノリティーだから、こうなのだ」って解釈をすることで、普遍的なものが脇役になってしまったら、作品としての意味も面白味も半減するのではないだろうか。

 それから、かなり前に「清水先生はホモが嫌いなので、ホモである薪さんが苦しむように描いているように見える」という話をしたことが頭に残っていて、薪さんが結果ホモだったとすると、「ホモだったけど幸せになりました」みたいな結末で、分かりにくく、読む方にとってどちらでもよいように描く目的が分からない。だから、私は薪さんはホモじゃないと思うし、それでも青薪成立には違いないと、そう思うのである。
 第一、二次創作で楽しむのなら、あからさまにホモ関係じゃないほうが楽しいだろう。

 でも、薪さんが青木ラブラブ(もちろん私にもニュアンスは違えどそうに見えている)で、私にはアホに見える手紙が薪さんへのプロポーズに見える人も、それはそれでハッピーで、つまり、薪さんに対していろんなことを考えている秘密ファン薪さんファンの誰もが、それぞれ好きなように納得できる終わり方になっているというのが、清水先生の力なのだろう。すばらしい。

 まさに、読む人がみんな違う感想を持つ、「秘密」は最後の最後まで、やっぱり秘密のままだったのだ。


 ああ、いい終わり方だった。本当に。
 蛇足があってよかったよかった♪
 これがなかった、なんていうか、青木は薪さんに「待ってる」なんて言われて、言った薪さんもまあ良かったけれど、どうも薪さんのほうが中途半端で、ジェットコースターが宙返りの残り1/4を残して緊急停止しちゃってもうどーしろっていうのみたいな状態だったところだ。




 清水先生、長い間の連載お疲れ様でした。
 素敵な「秘密」をありがとうございました。
 欲を言えば、9巻の殺害現場を削って、ラスト2話を倍の分量で描いて欲しかったですが、もともと脳内補完型作品なので、これからも細部に亘って好みに脳内補完する楽しみがあると思うことにします。

 
 それから大変申し訳ありませんが、先生の今後描かれるお話のどれも、そしてどの登場人物も秘密ほど、薪さんほど、好きにはならないことを先にお伝えしておきます。
 たまに「秘密事件簿」でも描いてくださったらとってもうれしいです。小池が室長の話も私は大歓迎です。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 お読みくださってありがとうございました。
 とりあえず、エピローグの感想一段落です。


 ああ、終わっちゃったんだねえ。
 でも漫画だから。
 何度でも読み返せるから。


 薪さんはいつでも、本棚に、いる。









<<メロディ10月号読みました。 | BLOG TOP | エピローグ・一期一会 感想その6>>

comment

鍵拍手コメントくださったAさま

  1. 2012/08/28(火) 22:40:11 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
Aさま

>最終回で再び、生きる希望を見出して爽やかに去っていった薪さんだけど生ける屍になっていたのはショックでしたね(´`)あれ、また心を閉ざしちゃってる!?て感じで。

生ける屍だし、余裕みたいな気の抜けた笑い方してるし、仕事が恋人だし。まあでも、NY生活が楽しくてハメを外していたら、それはそれで、「薪さん、ご乱心!?」って戸惑いますけど(笑)

>青木もそれを感じたからこそ、家族になりたいという気持ちになったのでしょう。

そこはやはり何百歩譲っても、変だ!と思いますけどね(@@;


>そうですね、3巻の「必ずオレが後ろについて支えますから」という気持ち(決意?)を思い出してくれたのですね。一時、見失っていたようですが。薪さんが幸せを感じられるようになること。ずっと、精神的に支えるという役目を果たしてこその青木です!

二人の原点に帰った、ということなのでしょうね。でももう、仕事で四六時中いっしょではないから、違う形で、違う場所で。
ああ、どうしても「家族」に違和感が・・・・・・(^^;

>うん、薪さん以上に好きになれるキャラは今後現れませんね(^^;)秘密は最高傑作です。感想お疲れ様でした。

まったくなんでこんなに魅力があるのでしょう。こまったものです。
コメントありがとうございました。

  1. 2012/10/03(水) 11:47:34 |
  2. URL |
  3. かのん
  4. [ 編集 ]
お邪魔致します。
エピローグ感想、じっくり読ませていただきました。

>それはかつてのような苦しみではなく、そう思う気持ちが幸福そのもので、薪さんがその幸せを感じたいから生き続けたいという、生への原動力となっていった。

「生への原動力」
それが本当に・・・何より、良かったと思います。
こんなラストが見られて、嬉しくてなりません(つ;)

また、薪さんのその「生への肯定」について考えるだけでなく。
更に、そのことに対する、「罪の意識」「赦しを請う」気持ちについて言及しているところが、イプさんらしいと申しますか、私も考えさせられました。

そして。

>そう思いたいという意志が起こるのは青木がいたからであり、それこそ、青木に望んでいた役割そのもので、青木はまさに初巻から暗示され、望まれてきた役目を果たし、3巻での自らの誓いをも果たしたと言えよう。

というお言葉に、そこまでに至る過程はともかく(笑)、結果的に、青木が自分の役割を果たしたと、イプさんにも認めてもらえたようで、「青木、良かったね」と思いました(^^;)

>青木の涙は、何の涙なのか。薪さんが「家族」がいなくて孤独で可哀想? 同情? 共感? 涙って、どういう時に出る?

この時の、薪さんの背に向かって流す青木の涙ですが。
青木擁護派の私でも、この涙の意味は、よく分かりませんでした。

前回の「一期一会」で、第九が解体され、皆がそれぞれに散っていくこと、薪さんと離れてしまうことに、泣いていた青木が。
ここに来て、改めて、それが現実の物となることを実感して悲しくなったのか。

あるいは、青木自身の悲しみではなく、むしろ、薪さんの寂しさを感じて。
薪さんにとっての「家族」が、バラバラになってしまうから。
薪さんはもう、その「家族」を手放し、孤独であることが、青木は悲しかった、切なかったから、泣いたのか。

清水先生は、どういう意図がおありで、ここで青木を泣かせたのでしょう・・?

私自身は、薪さんがここで、第九を「家族のようなところだった」と言ったことがむしろ、嬉しかったんですね。
これまで私は、「プライベートで家族を持たない薪さんにとって、第九こそが家族のようなところではないか」と、何度か書いてきたもので。
薪さん自身が、それを口にしたことで、やはり薪さんはそう思っていたのだと、第九の皆を愛していたのだと自分でも認めていると分かって、温かい気持ちにすらなったのですが。

でもここは、そんな「家族のような」場所すら失って、孤独を抱える薪さんを思って、悲しくなるべきところなのでしょうか・・。

>それなのに、薪さんが青木を、鈴木の代わりに自分を地獄から救ってくれる人じゃなくて、鈴木の代わりに愛したい人になっちゃったら、まるで、鈴木が、青木のために死んじゃったみたいじゃないかーーーうわーん(TT)

泣かないで下さい~~(><)。。
確かにそうとも取れますが、それって、逆説的かもと。

「青木のために、鈴木さんが死ぬことが必要だった」のではなくて、「鈴木さんが死んじゃったから、青木が必要になった」んだと思います、ええ。

>つまり、薪さんに対していろんなことを考えている秘密ファン薪さんファンの誰もが、それぞれ好きなように納得できる終わり方になっているというのが、清水先生の力なのだろう。すばらしい。

そうです。
そう思います。

私はあれは、「青木のプロポーズ」だと解釈しましたし。
薪さんもそれを受け入れるだろうと、そんな未来を予測しました。
そして、薪さんと青木は、精神的に互いに「帰る場所」となり、一生を共に歩むのだろうと。

つまり、4年間願い続けてきた「あおまき成就」が、遂に叶ったと思えたのです・・!

でも、それは二次創作で描くような、心身共に「恋人同士(夫婦?)」になると捉えたわけではなくて。
あくまで、精神的に共に歩んでいくという解釈、それ以上に、本当に「一緒に住む」とか、「身体の関係も持つ」とか、「互いに恋人同士として認識する」ということは、描かれているとは受け留めてなくて。
でもきっと、そんなこともこの先あるかもしれないと、読者が勝手に想像(妄想)出来る余地を残してくれた・・と、解釈しているのです。

もちろん、私の中では、それで充分満足で。

でも、同じように「あれは青木のプロポーズ」「あおまき成就」と捉えている方の中には、これはつまり青木が同性同士という垣根を越えて薪さんに想いを告白した、同性愛的関係を持つことが確定したと捉えている方も多く。

同じように「あおまき成就」「ハッピーエンド」として捉えていても、人によって、微妙に解釈が異なるものなんだと思いました。

また、某巨大掲示板もチラッと覗いて参ったのですが。
あちらでは、これは同性愛的結末ではなく、精神的な絆が描かれた物だと皆様捉えているようで。
一様に、「一時BLっぽい展開だと思ったけど、結論はそうじゃなくて良かった」と書かれていて。

つまり、BL的結末を期待していた読者には、それが成就したと思わせ。
逆に、BL的展開を敬遠していた読者には、BLは回避したと思わせた。
(私の解釈は、その中間位、やや前者よりということですね^^;)

そんな、同じ漫画で、全く違う解釈をさせ、様々な読者に納得出来る結末を見せたということ、清水先生の手腕だと思いました。

「第九編」は終わりを告げ、寂しくてなりませんが。

>でも、ちょっといいこともある。
>2ヶ月ごとにエキサイティングな薪さんに襲われて心身耗弱状態になる心配がないので、じっくり創作してみたり、お絵かきに再チャレンジしてみたり、そういう時間が持てるわけだ。
>薪さんも、これまでのような惰性(には見えなかったが)ではなく、より一層前向きに生きていくことにしたようなので、終わっちゃったーと泣いてないで、前向きに行きましょう。

こちらのお言葉に、励まされました。

そうですよね。
これからは、展開のハードさに振り回されて、何も書けなくなってしまうなんてこともなく、じっくりとブログに向かう時間も持てるようになるんですよね。
番外編も辛いことはあるかもしれませんが、少なくとも、薪さんが生き延びて下さることは保証されているわけですし。

そう考えて、前向きに参りたいと思います。

ハードな数年間でしたね(^^;)
お互い、お疲れ様でしたm(_ _)m

かのんさま

  1. 2012/10/18(木) 23:25:58 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
かのんさん
ご無沙汰しております。
長らく放置しまして失礼いたしました。


> お邪魔致します。
> エピローグ感想、じっくり読ませていただきました。
>
> >それはかつてのような苦しみではなく、そう思う気持ちが幸福そのもので、薪さんがその幸せを感じたいから生き続けたいという、生への原動力となっていった。
>
> 「生への原動力」
> それが本当に・・・何より、良かったと思います。
> こんなラストが見られて、嬉しくてなりません(つ;)

本当に、「死にたいけど生きているのが自分への罰」と感じるようだったのに(;;)
嬉し泣きのラストでした!

>
> また、薪さんのその「生への肯定」について考えるだけでなく。
> 更に、そのことに対する、「罪の意識」「赦しを請う」気持ちについて言及しているところが、イプさんらしいと申しますか、私も考えさせられました。

ぎゃ。
そんな、かのんさんを考えさせるなんて。
(と言いつつ、返事を書く前に「何書いたっけ」とか読み直しに行きました。自分のとこへ)
どうも、薪さんが最後のころになって、今までのことをみんな忘れてしまったようにも感じられて、不信感を抱いたこともあったのですが、薪さんも自分で納得するところへ到達したのだなと、エピローグはそう思える話だったと思います。

>
> そして。
>
> >そう思いたいという意志が起こるのは青木がいたからであり、それこそ、青木に望んでいた役割そのもので、青木はまさに初巻から暗示され、望まれてきた役目を果たし、3巻での自らの誓いをも果たしたと言えよう。
>
> というお言葉に、そこまでに至る過程はともかく(笑)、結果的に、青木が自分の役割を果たしたと、イプさんにも認めてもらえたようで、「青木、良かったね」と思いました(^^;)

うむ。「そこまでに至る過程はともかく」・・・。全くなんですが、多分青木はあれで、役割を果たしたのだろうと思ったら、普通の青年としては、なかなかがんばったではないかと、そう思えてきました。
青木、よくやった!

>
> >青木の涙は、何の涙なのか。薪さんが「家族」がいなくて孤独で可哀想? 同情? 共感? 涙って、どういう時に出る?
>
> この時の、薪さんの背に向かって流す青木の涙ですが。
> 青木擁護派の私でも、この涙の意味は、よく分かりませんでした。
>
> 前回の「一期一会」で、第九が解体され、皆がそれぞれに散っていくこと、薪さんと離れてしまうことに、泣いていた青木が。
> ここに来て、改めて、それが現実の物となることを実感して悲しくなったのか。
>
> あるいは、青木自身の悲しみではなく、むしろ、薪さんの寂しさを感じて。
> 薪さんにとっての「家族」が、バラバラになってしまうから。
> 薪さんはもう、その「家族」を手放し、孤独であることが、青木は悲しかった、切なかったから、泣いたのか。
>
> 清水先生は、どういう意図がおありで、ここで青木を泣かせたのでしょう・・?

かのんさんでも分からない、青木の涙・・・・・・。
まさか、青木のことだから、「薪さんが俺にはやっぱり話してくれない。俺はまだ薪さんと上下関係を離れては認められていない」なんて思っていたことは、絶対ないと思うのですが。
「第九」のことでも、青木だけなんですよね。他の人たちは常識的です。しかも、5年も6年も一緒だったわけでもないし。

>
> 私自身は、薪さんがここで、第九を「家族のようなところだった」と言ったことがむしろ、嬉しかったんですね。
> これまで私は、「プライベートで家族を持たない薪さんにとって、第九こそが家族のようなところではないか」と、何度か書いてきたもので。
> 薪さん自身が、それを口にしたことで、やはり薪さんはそう思っていたのだと、第九の皆を愛していたのだと自分でも認めていると分かって、温かい気持ちにすらなったのですが。

かのんさんは、なんでそんなに薪さんの気持ちが分かるんでしょう。
私は薪さんがあんまり雪子さんに絡むので「嫁さん欲しいのかな」とは思いましたが、「嫁は無理だから、第九が家族」という方向には思いが行きませんでした。

でも、部下への愛は常に感じられましたよね(笑)

>
> でもここは、そんな「家族のような」場所すら失って、孤独を抱える薪さんを思って、悲しくなるべきところなのでしょうか・・。

表向き愛想が良くなった反対に、心の方は殺伐としていたのだろうと、私は思いました。
きっと、早く日本へ帰りたいと思っていたことでしょう。たぶん、ほとぼりがさめるまで、帰れない立場、帰りたいと自分から希望をいうことはできなかったでしょうから。

>
> >それなのに、薪さんが青木を、鈴木の代わりに自分を地獄から救ってくれる人じゃなくて、鈴木の代わりに愛したい人になっちゃったら、まるで、鈴木が、青木のために死んじゃったみたいじゃないかーーーうわーん(TT)
>
> 泣かないで下さい~~(><)。。

うわーん、泣くーーー泣いちゃうーーーー(TT)
だって、最初から死んでたし・・・・・・(^^;


> 確かにそうとも取れますが、それって、逆説的かもと。
>
> 「青木のために、鈴木さんが死ぬことが必要だった」のではなくて、「鈴木さんが死んじゃったから、青木が必要になった」んだと思います、ええ。

いやまったく、そうなんですけどね!
途中で死んだら、運命だったと納得するとか、何で殺しちゃったんだと荒れ狂うとか、色々あるのですが、最初から死なれていると、どうにもこうにも。


>
> >つまり、薪さんに対していろんなことを考えている秘密ファン薪さんファンの誰もが、それぞれ好きなように納得できる終わり方になっているというのが、清水先生の力なのだろう。すばらしい。
>
> そうです。
> そう思います。
>
> 私はあれは、「青木のプロポーズ」だと解釈しましたし。
> 薪さんもそれを受け入れるだろうと、そんな未来を予測しました。
> そして、薪さんと青木は、精神的に互いに「帰る場所」となり、一生を共に歩むのだろうと。
>
> つまり、4年間願い続けてきた「あおまき成就」が、遂に叶ったと思えたのです・・!

きゃー(≧▽≦)
あおまきだーーー
そうなんですよね。 まあ、もっとすごいあおまきを願っていた人には、もの足りなさがあったかもしれませんが、まさに、青木と薪さんの心が通じ合い、これからも付き合い続けていくということなんですよね。

それで、まあ最近になって思ったのですが、青木がびーびー泣いていたのは、「離れても、一期一会」ということで、青木が行動に出る気持ちになるのに、必要な成長過程だったのかなと、すこし肯定できるようになりました。
成長が遅いのか、大器晩成なのか。
なんだか、変な男じゃないと薪さんと付き合おうという気がおきないのだろうかという感じもして、微妙なんですが。普通の青年だったはずなのに、なんであんな変な男になっちゃったのかというと、やはり上司の教育が良かったんでしょうね←?

>
> でも、それは二次創作で描くような、心身共に「恋人同士(夫婦?)」になると捉えたわけではなくて。
> あくまで、精神的に共に歩んでいくという解釈、それ以上に、本当に「一緒に住む」とか、「身体の関係も持つ」とか、「互いに恋人同士として認識する」ということは、描かれているとは受け留めてなくて。
> でもきっと、そんなこともこの先あるかもしれないと、読者が勝手に想像(妄想)出来る余地を残してくれた・・と、解釈しているのです。

そうですね。これは、ものすごい作戦だと思うのですよ。このラストのお陰で、二人は今後、どんな人生を送っていくのかと考え続けることができるわけですから。


>
> もちろん、私の中では、それで充分満足で。

ああ、良かった。良かったです(ほっ)
かのんさんが荒れ狂っていたらどうしようかと(かのんさんは荒れ狂わないと思いますが、寝込むかもしれないし)

>
> でも、同じように「あれは青木のプロポーズ」「あおまき成就」と捉えている方の中には、これはつまり青木が同性同士という垣根を越えて薪さんに想いを告白した、同性愛的関係を持つことが確定したと捉えている方も多く。

それならそれで、行くところまで行き着けばよいと、私も思います。

>
> 同じように「あおまき成就」「ハッピーエンド」として捉えていても、人によって、微妙に解釈が異なるものなんだと思いました。

みんな、好きに満足できて、良かったと思いますよ(^^)
うふふふふ。
まあたぶん、「はっきりしなきゃ嫌だ」という人には、どんな終わり方をしても満足できなかったでしょう。

>
> また、某巨大掲示板もチラッと覗いて参ったのですが。
> あちらでは、これは同性愛的結末ではなく、精神的な絆が描かれた物だと皆様捉えているようで。
> 一様に、「一時BLっぽい展開だと思ったけど、結論はそうじゃなくて良かった」と書かれていて。
>
> つまり、BL的結末を期待していた読者には、それが成就したと思わせ。
> 逆に、BL的展開を敬遠していた読者には、BLは回避したと思わせた。
> (私の解釈は、その中間位、やや前者よりということですね^^;)

やや前者より(笑)
私はやや後者より、てとこでしょうか。「BLぽい」ところが面白いので。

>
> そんな、同じ漫画で、全く違う解釈をさせ、様々な読者に納得出来る結末を見せたということ、清水先生の手腕だと思いました。

うーん、やられましたねえ。

>
> 「第九編」は終わりを告げ、寂しくてなりませんが。
>
> >でも、ちょっといいこともある。
> >2ヶ月ごとにエキサイティングな薪さんに襲われて心身耗弱状態になる心配がないので、じっくり創作してみたり、お絵かきに再チャレンジしてみたり、そういう時間が持てるわけだ。
> >薪さんも、これまでのような惰性(には見えなかったが)ではなく、より一層前向きに生きていくことにしたようなので、終わっちゃったーと泣いてないで、前向きに行きましょう。
>
> こちらのお言葉に、励まされました。

ああでも、前向きどころか、新たなる戦いに突入することになっちゃいましたね。
ドキドキ。

>
> そうですよね。
> これからは、展開のハードさに振り回されて、何も書けなくなってしまうなんてこともなく、じっくりとブログに向かう時間も持てるようになるんですよね。
> 番外編も辛いことはあるかもしれませんが、少なくとも、薪さんが生き延びて下さることは保証されているわけですし。
>
> そう考えて、前向きに参りたいと思います。

ちょっと一休みして書き散らしたのを整理しようとか、ブログ内を整理しようとか、文書類をちゃんとメモリに保存しようとか、色々あるのにーーー。


>
> ハードな数年間でしたね(^^;)
> お互い、お疲れ様でしたm(_ _)m

かのんさんもお疲れ様でした。
かのんさんは私より数ヶ月早くブログを始められたんですよね。ブログとかネットとか初心者だったのに、初めてコメントしちゃったのがかのんさんだったんですよね。
早、数年(@@

コメントありがとうございました。
これからも、がんばりましょうーーー!

 
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第九の部下Y

Author:第九の部下Y
部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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