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秘密Genesis第4話 感想その1

  1. 2013/05/02(木) 04:15:41_
  2. 「秘密 Genesis」原作感想
  3. _ tb:0
  4. _ comment:3
ネタバレありです。

(表題を間違えていたので修正。 第3話→第4話)
 
 





 「澤村さん、死なないで」
 第1話でここだけ読んで、よもやあの時点から疑っていたとは思いもしなかった。
 そして5年生のときには、自分で部品を買ってあの小さな包帯止めに細工を!
 薪さんは賢い子。天才だった。。。

 澤村も、天才的に頭の良い(確かに、薪俊さえいなければ、彼が一番だったのだ)自分の息子なのに、息子と暮らせる喜びが勝って、まさか自分が疑われていたなんてみじんも思っていなかった。薪さんの従順な態度にも誤魔化されていたのだろうけど。

 結局、澤村の放火だったわけで、放火以外にも薪父の弁護士と共謀して、残された財産をそっくりいただくという悪事まで働いていた。不幸な死に方をした澤村父だが、澤村家はそれなりに由緒のある家柄かと思っていたら、あの屋敷もああやって手に入れていたとは。

 薪俊がいる限り、「何も手に入らない」と思い、自分の息子を我が子として育てる姿を憎み、最後には自分の容貌と健康さえ引き替えに彼を殺した時には、薪さんの他にはもう何もいらないと思っていただろう。澤村が失ってきたものを取り返し、開いてしまった穴を埋める、彼にはもう薪さんしか残っていないところまで追いつめられ、憎い相手を消すしかないという思い以外ないというところまで病んでいた。そして、薪俊の財産まで奪ったのは、純粋に、働けない自分が薪さんを育てるための資金。あの家も、将来薪さんに残すため。薪さんにはすべてが甘くなる澤村。それは、薪さんが自分の息子であるということと同時に、澤村の失って還らないものへの思いそのものだったのだろう。その思いがねじ曲がって最終的に薪敬を消滅させるところに到達するまで、20年近くか。知り合ったときからの小さな違和感の積み重ねは、他人には「親友」に見えても、きっと薪敬は「親友」だと思っていたとしても、澤村の中では黒い塊として育ってしまったのだろうな。そうして、親友の婚約者を犯したことで、一度は完全に敗北したと諦めたのに、どんな卑怯な手段を使っても彼を消してしまわなければならないと思わせたのが薪さんだったのだ。

 それなのに、一等先に薪さんに疑われ、疑われたまま、そしてそれを知らないまま一緒に暮らし続けた澤村の甘さ。その甘さがせつなかった。


 そして、彼の静かな死。あれは、自殺だ。そして、表向きは事故だ。
 苦しい息の中で、これが薪さんの「両親」を奪った自分への裁きであり、その「両親」より長い年月を息子と暮らしてきた自分への裁きであり、例え生きながらえて刑務所を出ても二度と薪さんを正面から見ることはかなわない、それならもう終わりにしようと思っただろう。
 本当の敗北。再び死に向き合い、死を思った時、自分への憐憫だけではなく、自分の生き方、価値観、人への考え方が間違っていたのだと、彼は本当に悟ったのだと思いたい。その中に、薪さんとの日々の長さで、薪俊に勝ったという思いがほんの少しあったとしても、同時に薪さんの信頼を失ってしまったのだから。
 澤村があのように静かに死を迎えて良かった。薪さんも、半ば自殺だと思ったろうし、そうさせたのはまさに自分の存在なわけだけれど。澤村は死ぬと思ったし、死なないとは思えなかったけれど、お焦げになったり炭になったり父親と同じように溺れたり、とかではなく、静かな死であって良かったと思った。薪さんのために。その代償はあまりにも大きかったけれど。


 それにつけても、あのおっさん!
 火事の当時、警察はろくな捜査をしなかったらしい。あの夜、三人の客が薪家を訪れていたというのに、話を聞かなかったのだろうか。澤村が死ぬか生きるかの瀬戸際だったというのに?
 そして、何故自分達が帰った後、澤村が火だるまで薪さんを助けたのか、あの客たちはあの時犯人は澤村だと分かっていただろうに、かばい立てした理由は何だったのだろう? まさか「澤村君にそっくり!!」と思ったのが理由だとしたら、警察に言わなかったことで澤村が弁護士と遺産をかっぱらうことを阻止できなかったわけで。
 おっさん、困ったふりをして、おまえさんがかなり悪いよ!

 (あと、がっちりセキュリティらしい家にどうやって忍び込んだんだとか、招き入れられたのならどうして逃げられなかったのかとか、第1話でひっくりかえったのは澤村だったのか薪俊だったのか未だに判別ついてないとか、薪家の夫婦の寝室は2階じゃなくて1階にあったのかとか、色々不明な点はあるのだけれど)



 鈴木、無事で何より。

 だが、鈴木の両親と薪さんの確執は、ここから始まっていた(@@;

 なんてことだ。出会ってすぐ死にそうな目に遭わせることになり、十数年後には自ら死に至らしめる。おまけに両親の覚えが悪いときた。(きっと次の特別編も、鈴木が薪さん絡みで間一髪で生き延びるのだろう。) 
 それなのに。
「そんな風に笑うのなら、深夜料金くらいいくらでも払うよ」
「深夜料金、えらく高くついたな」
―――って、鈴木、泣けてくるよ。ううっっっ。・゚・(ノД`)・゚・。ううううっっっ

 ずっと一緒にいるとか言って、死にやがってーーーーっ!!!

 高くつきすぎだろーーーっ!!!

 ああでも、「友人ならずっと一緒にいられる」この気持ちが、貝沼から薪さんを守るという気持ちそのものなんだよね(TT)


 鈴木の台詞は、青木と対照的だ。だが私は、鈴木のほうがやはり自然だと思う。青木の家族に対する考え方は、鈴木のこの台詞の後に生まれたものではないだろうか(それが青木の不自然さの原因か・・・?)と思った。まあでもそんなことはもうどうでもいいや。
 (薪さんは、初見で青木を見て、一体全体、どこが鈴木に見えたんだんだろうか?)




 ということで、良かった。良かったです、Genesis。とっても。
 鈴木の悲劇性が増して・・・・・・(@@

 鈴木の性格も。真面目で明るくて真剣で脳天気。
 私の思っていた鈴木にかなり近い。嬉しい・・・・・・。うひっ。



 ところで、鈴木は、あまり服を持っていないらしい。
 そして薪さん、玄関に5時間て・・・・・・。薪さんの思いに同調する前に、電車で頭を打ち付ける薪さんを思いだし、私ならトイレに行きたくなると思ってしまった。ごめんなさい。
 あの後鈴木は、「人骨」と一緒に泊まったんだよね。しかも、澤村の人骨と一緒に。うふふ。きっと、すーすー寝る薪さんの隣で、明け方まで寝られなかったに違いない。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お読みいただいてありがとうございます。
次号、特別編は1話きりでしょうか。
特別編と言えば、あんなのとか、こんなのとか・・・・・・。
鈴木とあんなこととかこんなこととかっっっ!!! 何やら期待してしまいますが(鈴薪ならOKな部下Y)、突然青薪復活もいいですよね♪




<<秘密Genesis第4話 感想その2 | BLOG TOP | 反照>>

comment

失礼します

  1. 2013/05/04(土) 01:33:02 |
  2. URL |
  3. ゆけ
  4. [ 編集 ]
GWが忙しすぎて、ちゃちゃーーーーっとしか読めてないのですが
どんなに忙しくても
もう続きが気になって気になって、
飛ばし読みだろーがなんだろーが
安心したい一心で、とりあえず読みました……
(;-_-)=3

あーーーーーよかった


どんなに辛い事実を突きつけられよーが
(自分で突き止めたんですが)
悲しい思いをしよーが
救いの手を差しのべてくれる人がいて、
ほんとーーーによかった

救いだと薪さんが思える人がいるって
なんてスバラシイ。キラキラ

鈴木がそうしてくれるであろうことは知ってたけど、
こうなる前提の話だと、もちろんわかってる上で読んでますけど!


………救われてる薪さんを目の当たりにできるって
いいですね~~~~

鈴木く~~~~~ん、
いい仕事するじゃないかよぅ~~~~~


私、けっこう長い間、
鈴木は良くも悪くも、もっと好青年野郎だと思ってたんですね
いや、どちらかと言うと私にとっては悪い意味の方に寄ってるかもしれない…(笑)

いえ、それでも十分すぎるほど愛すべき鈴木だったわけなのですが
本編終盤あたりから

あれ?なんか意外と薪さんより骨太かも
(〃▽〃)

となり、

もう今回となっては

ちょっと!!!
何この薪さんを食いそうな勢いの
人間味っぷりワイルドっぷり兄貴っぷり!

なんて気の回るやつだよ……(涙)


ほんと、Yさんの言うとおり、
あんた18才じゃないだろ!!(笑)
おそろしい……


…あれ、話の本筋どこいったかな……

えっと、澤村ですよね!
私はですね、それでも澤村は改心せずに死んでいった
と思っています

救いがないですが…

でも、Yさんの言うような思いはあったとは思います
読ませていただきなから、
なるほど、そうだそうだ
と思ったので。

ただ、だから自分の過ちに気づいた、ということはなかったんだと思っています

薪さんに合わせる顔がない、申し訳ない、
と考えている状態は、恨みだけを抱いていたころより幾分、
救われていたでしょうね、澤村は。
酔っている、とも言いますね

薪さんをどん底に落としておいて
自分は救われる…



さ~わ~む~らぁ~~~~~~

殺すそ、おまえ
(あっ本音が)
あ、もう死んでるっ

くっそぉーーーー


という見解なんですね、私

コドモなんですよね
罪を憎んで人を憎まず、
みたいなことができないんですよね

澤村のことを考えるとしんどいので
ついつい鈴木の話題になってしまうという(笑)


澤村は、
どこまでいってもやっぱり改心なんかしてくれなくて
こっちの思う正論や道理なんかは全然通用しなくて
自分にとっての悪人はやっぱり悪人のまんまで、
わかりあえなくて
でもなぜかそういうことで
いろんな命あるもののバランスも取れてるような気もしたりして


弱肉強食とか、勝ったやつが正義とかいう思想な訳ではないんですが
力がないと正義なんて簡単に歪められてしまうなーとも思いますし、

こっちの負った傷が深手すぎて
澤村が死んだところで勝った気なんかさらさらしないし


あれ、何の話をしてるんだ私は。

迷走してるぞ…


あーーーん鈴木ぃーーーー


結局鈴木かよ!(笑)


すみません
書き逃げで撤収します

ありがとうございました

鍵拍手コメント欄のあやさま

  1. 2013/05/08(水) 23:11:42 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
あやさま。
こんにちはです。
(長いのでこちらにお返事)

>死なないでと泣きながらあんな事考えていたなんて!

よくもみんなを騙してくれたものですよね。あんな可愛い顔で泣きじゃくって!!! クセモノ剛クン(笑)

>澤村さん、雷に打たれて即死とかじゃなくてよかったですね。自分の罪に向き合えて(´`)

いやもう、風雲急を告げ、劇的に炭になっちゃったらどうしようかと(@@ でも、ゴム手袋持ってきてましたね。用意がいいんだから、まったく。

>本当にあのおっさんは事情徴収されなかったのかしら?

あの、薪家の客達が澤村をかばったのだとしたら、いったい何のためだったのでしょうね。それとも、「客は澤村一人」ということになっていたのでしょうか。ちょっと「合点がゆかぬ」ところです。

鈴木の家族は仲がいいですね。ああこの家族が・・・と思わずにいられません(><)

>私は「それがみんなの、いやオレの願いだから」と言うセリフに青木と対照的だと思いました(青木は逆に言う)

ものすごく反対コですよね。ものすごく意識してますよね。もしかして、これから似てくるのでしょうか。でも、私は鈴木のほうがいいなーと思いました。

>薪さん、よく手がしびれませんでしたね(^^;)鈴木さん、意外と臆病で笑えました(^^)

ほんとに。いくらなんでも固まりすぎですよ。脚だって・・・。鈴木は、目の前の危機には強くても、オバケに弱そうですね(笑)


コメントありがとうございました。
またよろしくです。

ゆけさまへ

  1. 2013/06/15(土) 14:38:47 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
ゆけさま

長らく放置しまして申し訳ございませぬ~~~っっっ。
(家パソ放置状態)

> あーーーーーよかった

> ほんとーーーによかった
>
> 救いだと薪さんが思える人がいるって
> なんてスバラシイ。キラキラ

そうですねっ! 薪さんは、あのヘンテコなところは生活環境の影響が大きすぎたのでしょうね。人間なんか、「周りに生息していればいい」くらいにしか思ってない感じがしましたが。
「救いだと薪さんが思える人」そういう風に考えられる人間ができたって、ほんとによかったーーーーキラキラ♪
と私も思います。

>
> 鈴木がそうしてくれるであろうことは知ってたけど、
> こうなる前提の話だと、もちろんわかってる上で読んでますけど!
>
まあ、そうなんですけどね。へへへへ。

>
> ………救われてる薪さんを目の当たりにできるって
> いいですね~~~~
>
> 鈴木く~~~~~ん、
> いい仕事するじゃないかよぅ~~~~~

ぎゃはははっ! なんか、ものすごい「おいしい」感じが漂っております。
「もちろん、これが俺の仕事だ」by鈴木


> 私、けっこう長い間、
> 鈴木は良くも悪くも、もっと好青年野郎だと思ってたんですね
> いや、どちらかと言うと私にとっては悪い意味の方に寄ってるかもしれない…(笑)
>
> いえ、それでも十分すぎるほど愛すべき鈴木だったわけなのですが
> 本編終盤あたりから
>
> あれ?なんか意外と薪さんより骨太かも
> (〃▽〃)
>
> となり、
>
> もう今回となっては
>
> ちょっと!!!
> 何この薪さんを食いそうな勢いの
> 人間味っぷりワイルドっぷり兄貴っぷり!
>
> なんて気の回るやつだよ……(涙)
>
>
> ほんと、Yさんの言うとおり、
> あんた18才じゃないだろ!!(笑)
> おそろしい……
>

私は、ついに明らかになった若かりし頃の鈴木、というか、ついに明らかになったほとんどワケの分からなかった鈴木については、かーなーりーいい感じに感じてますヨ。
大人薪さんは、鈴木がいなくなってから意識して腹黒風になったような気がしてきました。
回想だった鈴木は、「勉強ばっかりしてた人のいいボンボン」の系統に感じていたのですが、今の、アタマいいけど世間も良く知り、常識も良く知り、人情もよく知る鈴木、いいですね~。
(ああ、やっぱりとても18歳には思えないけど)

>
> …あれ、話の本筋どこいったかな……
>
> えっと、澤村ですよね!
> 私はですね、それでも澤村は改心せずに死んでいった
> と思っています

ほほーう(@@
そうかもしれませんねえ。「自分がこんな死に方をするのも、薪俊のせいだ~~~」と思いながら絶命したかもです。それもいいですねえ←鬼


> 救いがないですが…
>
> でも、Yさんの言うような思いはあったとは思います
> 読ませていただきなから、
> なるほど、そうだそうだ
> と思ったので。

ふむふむです。

> ただ、だから自分の過ちに気づいた、ということはなかったんだと思っています
>
> 薪さんに合わせる顔がない、申し訳ない、
> と考えている状態は、恨みだけを抱いていたころより幾分、
> 救われていたでしょうね、澤村は。
> 酔っている、とも言いますね

そうそう。酔っているというのが合っているかもしれませんね。それが過ちだったと思うかどうかより、過ちに決まっているけれど、その過ちの上にしか自分の存在はないという、なんともはた迷惑な覚悟だったのかなあと、今では思っています。そういうの、酔ってますよね、自分に。

> 薪さんをどん底に落としておいて
> 自分は救われる…
>
> さ~わ~む~らぁ~~~~~~
>
> 殺すそ、おまえ
> (あっ本音が)
> あ、もう死んでるっ
>
> くっそぉーーーー
>
わーい、落ち着いてください、ゆけさん。あ、さすがにもう、落ち着いてますね(一ヶ月もたったし)

>
> という見解なんですね、私
>
> コドモなんですよね
> 罪を憎んで人を憎まず、
> みたいなことができないんですよね

ええ、私もできませんわ。罪は人が犯すのですもの。

>
> 澤村は、
> どこまでいってもやっぱり改心なんかしてくれなくて
> こっちの思う正論や道理なんかは全然通用しなくて
> 自分にとっての悪人はやっぱり悪人のまんまで、
> わかりあえなくて
> でもなぜかそういうことで
> いろんな命あるもののバランスも取れてるような気もしたりして

私は、ちょっと違ってて、つまり、澤村なんか救われなくてもいいのです。
ぶっちゃけ、澤村が助けを呼ばずに死んだことを、薪さんがどう解釈するかというのが問題で。だから澤村が最後に改心しただろう、反省しただろう、後悔しただろう、だから自殺のように死んだのだろうと、薪さんが思うことができるかどうか、そっちが大問題なのです。

だからもしかして、絶命の瞬間、「薪俊、恨み参らせ候」とかなんとか遺書があって、発見した人が握り潰したとしても、薪さんがそれを知らなければそれでいいのです。

だってもう、死んじゃったしねーーーあはは(^▽^;

てゆーのが本音というか、そういう意味です。

>
> あーーーん鈴木ぃーーーー
>
>
> 結局鈴木かよ!(笑)
>

そうですそうです。結局、鈴木なんですよ! そこが重要です。
同志!


重ね重ね、放置が長引きましてすみませんでした。
また次回(?)よろしくお願い申し上げます。

 
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Author:第九の部下Y
部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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