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映画の感想の感想その2

  1. 2016/08/13(土) 22:32:10_
  2. 未分類
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
何が秘密か分からないという映画の秘密が分かったぞ!

なんちって。また、見てもいないくせに、断定調の部下Yです。いっひっひ。
以下、ネタバレ感想からの感想なのでネタバレですぞ。

ところで、先日からひどい風邪を引いてしまって、すみません、お返事ちょっとお待たせしております。
(でも記事は書くのかい。だって返事って記事と違って一気に書けないから)

 
 





 公開前日、嵐のテレビを見た方もいると思いますが、秘密チームとやらが出てたので、私もご飯を作りながらちょいちょい見てました。

 そこで栗山嬢が「私は監察医の役で、脳を取り出すんです」と言っていたのでびっくらたまげた。え? 取り出すの? なんで?

 後に、どうやら脳を取り出すのではなく、頭蓋骨を開けて脳を露出させるとこまでらしい(そして秘密兵器を使う)ということが分かりました。だって、映画では脳と身体は切り離さないもんね。ああ、びっくりした。
 でも、この一言のおかげで、なんとなくひっかかっていたんですよね、雪子さんの仕事が。レビュー見ながらなんとなく目について・・・・・・。



【雪子さんは鈴木の脳を・・・・・・】

 で、このシーンが結構グロだったそうですが、このシーン自体「いらない」と書いていたレビューを見て、なんかはっと思ったのです。

 監督が一番描きたかったのは、ここではないか、と。
(いらないと書いた人がグロいからなのか、その他のストーリー上の理由なのかはちょっと分からない)

 監督は、秘密を連載当時から目を通していたようだが、雪子さんが監察医として出てきたときに、「鈴木の脳を取り出すことに同意し、自ら執刀する雪子さん」という構図を思いついたのではないだろうか。
 それはつまり、鈴木と雪子さんの情事を記録する、人に見られることに雪子さんが自ら同意するということを意味している。

 1巻で早々に鈴木が死んで脳がデータ化されていた時点では、彼に奥さんや恋人がいたような前提ではなく、よって、プライベートなことは白紙というより「ない」という状態だった。もちろん、前作で大統領があんなことになっていたので、考えていた人はいたかもしれないが。それが雪子さんが登場したことで「もしや鈴木のデータにはあんなことやこんなことも」ということになり、それは特別編でも示唆されているといえば言える(薪さんの私生活に驚いて鈴木どころではなかったが)。


 映画では、表向きは「恋人の脳を取り出す悲しくも強い(ついでに美しいらしい)女監察医」、あるいは「薪さんに撃たれて死んだ鈴木の脳を悲しみをこらえて自ら職務を遂行して取り出す、恋人で薪の友人でもある女」なんて構図に見えるのだろうが、実は本当に見せたいところは映像には出ていない部分だったのだ。
 実は出てるのかな、雪子さんと鈴木がハダカで抱き合ってるみたいな画。まあもしあったとしたら、マニアがDVDをコマ送りしながら探すとありそうだ(笑)。

 
 雪子さんが鈴木の頭蓋骨を開けるとき、「ためらいがあった」という栗山嬢の演技が良かったと書いてあったが(感想か解説か忘れた)、このためらいは、鈴木にメスを入れることだけではなく、とりあえず薪さんだけにしろ、(しかもちょっと好きな男に)「自分のことを全部」見られてしまうのだということに対するためらいも、もちろんあったはず。このような見方をするかしないか、かつどう評価するかというのが、批評の分かれ目になるのではないだろうか。

 そして、おおかた、根暗なスケベでおゲレツで猟奇殺人刑事物が好きな性格の男のほうが、この見方に気づいて映画に対して高評価をするのだろう。
 (そして原作ファンや一般女性の目線はそっちじゃないので、意味がよく分からない映画となる)


 で、このシーンを中心にストーリーをつなぎ合わせたために、問題解決はどうでもよさそうな話(らしい)になってしまったのだろう。雪子さんが鈴木の脳を見るための作業をするためにはどう話を組み立てたらいいか、ってね。


 というわけで、この何が秘密か分からないと言われてしまった映画版秘密の秘密は、映像には出てこない鈴木と雪子さんの情事でした、まる。



 やれやれ、男の考えそうなことですよ。


 品性がない、って、こういうことね。
 隠してるだけに、いやらしさ100億倍。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お読みいただいてありがとうございました。


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第九の部下Y

Author:第九の部下Y
部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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