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いつもあなたを守ってる


鈴木克洋 2

  1. 2009/03/22(日) 00:10:00_
  2. 原作考察・雑記
  3. _ tb:0
  4. _ comment:6
 何故鈴木は死ななければならなかったのか。
 何故死ぬことによってしか薪さんを守ることができないと思ってしまったのか。
 
 みちゅうさんのKISS OF JUDASから鈴木ブームが起こっている(ような)ので、便乗してみます。
というか、みちゅうさんの記事にコメントを書いていたら、超長くなって全然違う方向に行っちゃったので、自分とこで記事にしました。夜子さんの記事も拝見しました。

 鈴木ぃ・・・(TT)

(※番号間違えた。鈴木の記事は3じゃなくて、2だった)

 
 




>鈴木さんは、貝沼さんの脳をすべて見て、
>強く、強く、薪さんを守りたいと思った。
>それは、自分の全てを捧げても良いと思うほど。
>自分のその後の人生を全て薪さんに捧げて、寄り添って、守りたかった。
>他の全てを放棄して、他には何も望まず、ただ、薪さんの心を守りたい、と。(byみちゅうさん)

 原作を読んで、誰もが同じとらえ方をすると思います。
 結果的に薪さんが射殺したことは省きます。弾が当たって即死だったのは不幸な事故です。薪さんが、気が動転していたのと、「ちゃんと外せないくらい、へたっぴい」だったからです。だから、

>ひどい言い方をすれば、彼は薪さんにとって最悪の状況で勝手に死んじゃったわけです。(byみちゅうさん)
 
 だと思います。

 また以下は、あくまでも一番大きい理由の一つと私が思っていることです。(追記:と思ったんだけど、「結構大きい理由の一つ」、に訂正します。薪さんを貝沼から守りたかったというのが、一番大きかったろうから)


 鈴木は、貝沼の脳を見ることによって、自分が薪さんを強く、それは強く愛していることに気づいた。
 その「愛」の内容は、友情を超えて、薪さんの身も心も欲するものだった。
(自分は薪を愛している)
(雪子という恋人がいるのに、男の薪を愛している)
 それは、鈴木にとっては「死んでしまいたいほど恥ずかしい感情」だった。
 そして、自分を「親友」だと思っている薪さんには、絶対に知られてはならない感情だった。

 その感情は貝沼の薪さんへの「遺言」によって認識させられ、同時に貝沼の犯した大量殺人は薪さんへの執着心が引き起こしたものだと知った。
 それは、自分がこんな思いを抱いていたら、自分はいつか「貝沼」になってしまうかもしれないという恐怖にもつながる。もし「貝沼」になってしまったら、そのとき、自分は自分を止めることができるだろうか。何故自分がそんな状態なのかを、そのとき薪は理解できるだろうか。理解してもらいたいだろうか。理解されてもいいのだろうか。

 だから、
 何故生きたまま「貝沼の秘密」を守り通せなかったのか?
 と問われれば、
 死んでも知られたくなかったのは、貝沼の秘密ではなく、鈴木の薪さんへの感情だった、というのが私が考えている一番大きな理由のひとつです。

 それは、鈴木にとっては、死に値する感情だった。
 男が男を好きなどと、鈴木にとっては死ぬほど恥ずかしいことだった。
 それを薪さんに知られるくらいなら、死んでしまう方がましだった。

 自分が自殺することによって薪さんが苦しむよりも、自分の気持ちを知った薪さんに自分が嫌悪されるほうが、鈴木には重大ごとだったのではないでしょうか。
「親友だと思っていたのに、ずっとそんな眼で僕を見ていたのか? 汚らわしい」と薪さんに言われ、薪さんが遠ざかってしまうかもしれない。好きだと気づいてしまった、そして親友としての時間も長い薪さんに、鳥肌が立つように嫌われるかもしれない。
 薪さんだってかわいそうだ。悩むだろう。ずっと一番の親友だったのに。いつのまにか、そんなふうに思われていたなんて。と、鈴木は思うだろう。

 本当は自分で拳銃自殺するつもりだったから、鈴木にとっては薪さんが今ほど鈴木を殺したことに苦しむ予定ではありませんでした。あるいはあの時薪さんが来なければ、数十分、数時間もすれば落ち着いて、自分の心を押し隠して生きていこうと考え直すこともできたかもしれません。
 でも、あの時は、鈴木は自分の感情も、貝沼の殺人の事実も、貝沼の薪さんへの遺言も重なって、それだけ重なれば、正常で最善な判断ができないのはしかたない、という状態でした。

 ただ、これは台詞には表されていないので、単なる想像の域を出ていません。

>わたしの鈴木さんの死後のイメージはそんなありえないような聖人的イメージです。(byみちゅうさん)

 鈴木は、薪さんにとっての聖人としての自分を守ったんだと思います。薪さんのために。

 薪さんが青木に、どうして何も言わないで、一人で苦しんでいるのか?
 薪さんが雪子さんに指摘されて、何故あんなに動揺したのか?

 男が男を好きだって、愛したって、いいじゃない? 何がいけないの? 何が悪いの? そりゃちょっとは恥ずかしいかもしれないけど、世間なんかほっておけばいいじゃない? 自分たちが幸せならそれでいいじゃない? 
 そんなこと、あるわけないです。
 さわやか系熱血青年の鈴木なら、なおさらありえない。

 
 でも、やっぱり、叫びたい。
 鈴木ぃ~、どおしておまえが死ななきゃならなかったんだよおおおぉぉお!!!
 男が好きだって、貝沼が変態だって、そんなのいいじゃないかああぁぁあ!!!


 「鈴木は何故死を選んだのか」という主題は、薪さんや青木の行動と絡められて、原作が終わる時まで繰り返し繰り返し現れ続けるのでしょう。



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comment

新たな扉が・・・

  1. 2009/03/22(日) 13:15:57 |
  2. URL |
  3. わんすけ
  4. [ 編集 ]
こんにちは 
「鈴木は薪さんを恋愛的な意味で好きだった」・・・なるほどです。
(@_@)おー・・・新たな扉が・・・。「薪さんは鈴木を恋愛的な意味で好きだった」「でも鈴木は親友としか思ってなかった」は割とよく聞くんですが・・・。逆は思いもよりませんでした(@_@;)
以前から部下Yさんの創作などを読ませて頂いて、「鈴木→薪さん」なのかな?とは思っていたのですが・・。Σ(・・;)もしかして私気付くの遅すぎ!?

思いもよりませんでしたが、説得力があるご意見やと思います(@_@)
確かに鈴木にしてみれば、世間の偏見より、雪子さんに「裏切り者」と泣かれるより、薪さんに

>「親友だと思っていたのに、ずっとそんな眼で僕を見ていたのか? 汚らわしい」と薪さんに言われ、薪さんが遠ざかってしまうかもしれない。好きだと気づいてしまった、そして親友としての時間も長い薪さんに、鳥肌が立つように嫌われるかもしれない。

こっちの方がよっぽど恐ろしいことだったのでしょう・・・。
部下Yさんの考察では薪さんは異性愛者ですし、当然鈴木は薪さんが女の子と付き合ってきたのも知ってるわけですから・・・。これは・・・すごい人間ドラマになりそうです・・・。しかもちゃんと原作と辻褄が合う・・・(@_@;;;)。す・・・鈴木ぃ・・(涙)。

> 原作を読んで、誰もが同じとらえ方をすると思います。
 
すいません、初見の時から微妙に違うこと考えていました(・・;)。
もちろん、「こんなもの薪には見せられない。今度こそあいつは持たない」と思ったのだと思います。反面、(恐らく鈴木は明るくて根がとても善良だったと思うので)「こんな恐ろしいこと・・・。嫌だ・・こんな・・。こんなもの見てもう生きていけない!!」と錯乱した気持ちが一番の原因だったのかと・・。
だからもしあの時薪さんと鉢合わせなければ、「生きたい」というエネルギーの方が勝り落ち着いてきて、「大切な人達がいるから死ねない」とか「生きて薪を守らないと」とか思って、持ち直してくれたかなって・・・。・・・すずきぃい・・・(号泣)。

鈴木は薪さんや雪子さんに知られたくない感情があり、それが自殺しようとした原因の1つ・・・というのは私も思ったのですが(・・;)
その内容は全然違うこと考えてました。

>「鈴木は何故死を選んだのか」という主題は、薪さんや青木の行動と絡められて、原作が終わる時まで繰り返し繰り返し現れ続けるのでしょう。

はい、そしてそれはすぐにも真実が明かされるかもしれないし、永遠に明かされないかもしれないです・・・。
なんかまとまってなくてすみません・・。お邪魔しましたーーー。

わんすけさまへ

  1. 2009/03/22(日) 21:35:34 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
わんすけさん、こんにちは

> (@_@)おー・・・新たな扉が・・・。「薪さんは鈴木を恋愛的な意味で好きだった」「でも鈴木は親友としか思ってなかった」は割とよく聞くんですが・・・。逆は思いもよりませんでした(@_@;)

 私も、この説において、鈴木が気づいたのは、「貝沼の脳を見たとき」だったのでは、と思っています。ずっと思い続けていたわけではなく。

> 以前から部下Yさんの創作などを読ませて頂いて、「鈴木→薪さん」なのかな?とは思っていたのですが・・。Σ(・・;)もしかして私気付くの遅すぎ!?

 うちの鈴木は、まだ日の目を見ていない創作の中で、酔っぱらって薪さんに濃い~ちゅうをしちゃったり、名無しのごんべちゃんにちょっと精神的に浮気して、薪さんに抱きついちゃったりしてます。
 ということは、うちの鈴木は、今回の考察に結構つながってますね。と、今気がつきました。

> 確かに鈴木にしてみれば、世間の偏見より、雪子さんに「裏切り者」と泣かれるより、薪さんに
>
> >「親友だと思っていたのに、ずっとそんな眼で僕を見ていたのか? 汚らわしい」と薪さんに言われ、薪さんが遠ざかってしまうかもしれない。好きだと気づいてしまった、そして親友としての時間も長い薪さんに、鳥肌が立つように嫌われるかもしれない。
>
> こっちの方がよっぽど恐ろしいことだったのでしょう・・・。
 すっごい仲の良い友達だったら、恋人より優先されるかもしれません。

> 部下Yさんの考察では薪さんは異性愛者ですし、当然鈴木は薪さんが女の子と付き合ってきたのも知ってるわけですから・・・。これは・・・すごい人間ドラマになりそうです・・・。しかもちゃんと原作と辻褄が合う・・・(@_@;;;)。す・・・鈴木ぃ・・(涙)。

 おおっと待ったあああ! わんすけさん、薪さんは異性愛者、は違うぞ!! 薪さんは、鈴木と青木が好きなだけで、他の男には目もくれませんぞ!!!(そう言ったイミでは、岡部さんも「他の男」です) 鈴木や青木に会わなければ、他は女の子で普通にOKというだけです。(うまくいかないけど・・・)

> > 原作を読んで、誰もが同じとらえ方をすると思います。
>  
> すいません、初見の時から微妙に違うこと考えていました(・・;)。
> もちろん、「こんなもの薪には見せられない。今度こそあいつは持たない」と思ったのだと思います。反面、(恐らく鈴木は明るくて根がとても善良だったと思うので)「こんな恐ろしいこと・・・。嫌だ・・こんな・・。こんなもの見てもう生きていけない!!」と錯乱した気持ちが一番の原因だったのかと・・。

 わんすけさん、ぜひ、「鈴木考」を書いてください! 読みたいです! 


> だからもしあの時薪さんと鉢合わせなければ、「生きたい」というエネルギーの方が勝り落ち着いてきて、「大切な人達がいるから死ねない」とか「生きて薪を守らないと」とか思って、持ち直してくれたかなって・・・。・・・すずきぃい・・・(号泣)。

 薪さんvs雪子さんをやってるときに現れた青木もそうですが、鈴木が「だめだ。自分ではできない」とうだうだしているときに来てしまった薪さんも、なんというか、タイミングの悪い人たちです。もう少しうだうだしていれば、落ち着いてくれたような気もします。

> 鈴木は薪さんや雪子さんに知られたくない感情があり、それが自殺しようとした原因の1つ・・・というのは私も思ったのですが(・・;)
> その内容は全然違うこと考えてました。

 ぜひぜひ、お聞きしたいです! いや、これはもう、書かねばなるまい!! わんすけさん、書きたくなってきた? そうですよね!!! わんすけさんの鋭い切り口で切り込んで見てください。みんな待ってますよ。←ほとんど脅迫(^^)

コメントありがとうございました。

No title

  1. 2009/03/24(火) 10:23:22 |
  2. URL |
  3. みちゅう
  4. [ 編集 ]
イプさまへ

遅くなりました、すみません……

何回も拝読したら、自分で何が言いたいのかよくわからなくなり、
ただ今絶賛困惑中(だってばかなんだもん)ですが、
一生懸命考えたので、ちょっと書かせてください。
(目に余ったら、削除してください。すみません)

>死んでも知られたくなかったのは、貝沼の秘密ではなく、鈴木の薪さんへの感情だった

こちらの意見は、わたしも頭を掠めたことはありました。
でも、薪さんの姿を見ても鈴木さん、動揺しなかったしな~~
とかも思って……


> 鈴木は、貝沼の脳を見ることによって、自分が薪さんを強く、それは強く愛していることに気づいた。
> その「愛」の内容は、友情を超えて、薪さんの身も心も欲するものだった。
>(自分は薪を愛している)
>(雪子という恋人がいるのに、男の薪を愛している)
> それは、鈴木にとっては「死んでしまいたいほど恥ずかしい感情」だった。

わたしはけっこうきっちり異性愛者だと思うので(可愛い女の子は好きですが)
これはあくまで推測の域を出ないことをご了解頂いた上で……
鈴木さんがその時感じたかもしれない、以上のような感情は通常(?)
幼少のころから、どうも違和感を感じていたのが、思春期になって、一人で処理するようになる頃、
その時の対象がどうも、異性でない…(一般通念的に)変かも……
と、悩み始め、悩んで悩んで、彼等は自分や「常識」や家族、そのほか自分が大切だと思っている人々と(ある意味)戦いながら「自分」を獲得していくものだと思いますが。
ご指摘の鈴木さんの場合は、それが30になって一気に来た。
しかも貝沼さんというフィルターが掛かっての自覚だとしたら、
これは死に値するかもしれません。

> 本当は自分で拳銃自殺するつもりだったから、鈴木にとっては薪さんが今ほど鈴木を殺したことに苦しむ予定ではありませんでした。あるいはあの時薪さんが来なければ、数十分、数時間もすれば落ち着いて、自分の心を押し隠して生きていこうと考え直すこともできたかもしれません。

はい、何度考えても、この人たちは間が悪かったとしか言えないと思う時があります。

この「秘密」という物語を拝見していると、時々頭を過ぎるある言葉があります。
それは木下順二の戯曲の中のせりふなのですが、

「その一つ一つが、全てそうなるはずのことであったといま思われるのはどういうことだ?」

というものなのですが、
薪さんと鈴木さんにしろ、第九で扱われた事件の当事者たちにしろ、
過ぎてしまったことに対して、「全てこうなるはずのことであった」と、
時には諦念として、また時には受容として感じます。

> 薪さんが青木に、どうして何も言わないで、一人で苦しんでいるのか?
> 薪さんが雪子さんに指摘されて、何故あんなに動揺したのか?

今から50年後の日本なら、FTMの首長も、MTFの国会議員も出て、今より住みやすくなっているのではないかと思いたいですけど、やっぱりそうですかね……

いつも夢のようなふぁんたじーな妄想ばかりしているわたしですが、
現実的なすばらしい考察を読ませて頂きました。
ありがとうございました。

なんとなく・・・。

  1. 2009/03/24(火) 13:00:12 |
  2. URL |
  3. みひろ
  4. [ 編集 ]
部下Yさん、こんにちは。

Yさんの「鈴木克洋 2」の中の鈴木さん像。
わかります・・・。
私もそういう妄想をいだいてますから!←(白状した!)
こっそりノートにも書いてますが・・・。←(封印中!)

以下、心の声

(誰かの「ソロ活動」に触れなくちゃならん・・・。)
(誰もそんなの見たくないだろうから・・・。)

き・・・聞かなかったことにして下さい・・・。

でも、Yさんの「まだ日の目を見ていない創作」、こっそり見せてくださ~~い!!
そしたら私もチャレンジする勇気がわいてくるかも~~!


でもでも・・・やっぱり鈴木さん・・・。
死ななくてもよかったのに・・・。(涙)

すみません。
だからこそ、私は青木君にすべてを委ねてます。

お邪魔いたしました!






みちゅうさま

  1. 2009/03/25(水) 19:28:46 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
みーちゃん
お返事遅くなりまして。 あなたのイプです(吐かないでください!)

> ただ今絶賛困惑中(だってばかなんだもん)ですが、

 私も結構、みーちゃんの文学論はコメントを避けます。←ひどい(;;) だってむずかしいんだもーん。

> >死んでも知られたくなかったのは、貝沼の秘密ではなく、鈴木の薪さんへの感情だった
>
> こちらの意見は、わたしも頭を掠めたことはありました。
> でも、薪さんの姿を見ても鈴木さん、動揺しなかったしな~~
> とかも思って……

 う~ん。もう、薪さんが来たときは、死ぬと決めてしまった事の恐怖が大きいだろうから、ということで。そこは細かく気にしてないかもしれませんでした。


> >(雪子という恋人がいるのに、男の薪を愛している)
> > それは、鈴木にとっては「死んでしまいたいほど恥ずかしい感情」だった。

> ご指摘の鈴木さんの場合は、それが30になって一気に来た。
> しかも貝沼さんというフィルターが掛かっての自覚だとしたら、
> これは死に値するかもしれません。

うぉ! みーちゃん、難しいことを。
 うちの息子はまだ思春期前なので、実地ではまだ観察しておりません(^^;)
 どういう過程を経るのかというのは個人差があるでしょうねえ。

 (創作じゃない)鈴木の明るくて前向きな描かれ方から、幼少期から、疑いもなく恋愛の矢印はメスに向く、というよりオスだというだけで議論の余地なくそういう対象から外れる性質だと思っています。つまり、すごく普通。

 また、薪さんが、同性から「そういう眼」で見られがちで、それを嫌っていたとしたら、あるいは、鈴木を好きが為に、「そういうのは嫌いだ」と鈴木に対して示していたら(鈴木はオスに恋愛感情を持たれるのはキモイという性質だろうから)、鈴木が「薪は造形的にそこらの女より断然美人だと思うけど、オレは薪をそういう眼では見ないから」というのは二人の関係を安定させる重要な要素だったろう、と思うんです。


> はい、何度考えても、この人たちは間が悪かったとしか言えないと思う時があります。
> 「その一つ一つが、全てそうなるはずのことであったといま思われるのはどういうことだ?」
>
> というものなのですが、
> 薪さんと鈴木さんにしろ、第九で扱われた事件の当事者たちにしろ、
> 過ぎてしまったことに対して、「全てこうなるはずのことであった」と、
> 時には諦念として、また時には受容として感じます。

 うおぅ、また、みーちゃん的超難しさ・・・。
 付け加えてよろしければ、過ぎたことは諦念としても、それが未来だった過去の時分に理念を追及した結果であれば、ということでしょうか。
 間の悪さも意志の力で変えてこそ、と薪さんと青木に期待します。

> 今から50年後の日本なら、FTMの首長も、MTFの国会議員も出て、今より住みやすくなっているのではないかと思いたいですけど、やっぱりそうですかね……

 知らない単語だったので、調べました。・・・べっくらした。

 少なからず発生するのは事実ですし、「とりかえばや」の時代からいたのも事実ですが、増えるものでもないのでは・・・女装が趣味とかいうのと違いますからね、と思いますが、どうでしょ? 性が何種類にもなるわけではありませんから。
 動物である限り、2種類に性に、それに基づいた社会を構成してもらいたいと実は思います。これに関しては、妄想で腐るのとは別に、現実的には結構心が狭い私です。

> いつも夢のようなふぁんたじーな妄想ばかりしているわたしですが、
> 現実的なすばらしい考察を読ませて頂きました。

 ありがとうございます。でも、ファンタジーというのは本来、現実をより深く切り込むものでもあるのですよ。みーちゃんの、ちゃんとした文学的教養が下敷きにあるお話は、秀逸だと思います。

 私の鈴木→薪さんの友情以上の感情論は、今までほんわりとして、あまり明確なものではなかったのですが、「結構大きな理由の一つ」(あくまでも、それがすべてではないよ!)に格上げされたのは、みーちゃんの「聖人」という言葉が引き金になりました。

 前から興味があってやっと最近手をつけた作家、高村薫の著書に、合田雄一郎シリーズがあるのですが、詳細をがっぽり削りますが、加納祐介はなんと18年も雄一郎に「友情以上」の感情をもって接していたのです。それが明確に分かるのは、3作目の「レディ・ジョーカー」の最後なんですが、その少し前に、「君は俺を聖人だと思っていたのか」と祐介が雄一郎に言うところがあるんですね。

 密林とかに書評がたくさんありますし、雄一郎・祐介で探すと、いーっぱい(みーちゃんやみんなの好きそうな)2次創作がありますよ。

 お陰で、3回レディ・ジョーカーをめくっても、そっちにばかり目がいって、事件の全容がさっぱりわかりません・・・(@@;)

 薪さんにしろ鈴木にしろ、「絶対にそうだ」と信じられるものなど、何もないから、それぞれの薪さんと鈴木に思いを馳せればよいのだと思います。
 そう思って書いている私の過激思想に、コメントありがとうございました。

みひろさまへ

  1. 2009/03/25(水) 23:14:57 |
  2. URL |
  3. 第九の部下Y
  4. [ 編集 ]
みひろさん こんばんは

> Yさんの「鈴木克洋 2」の中の鈴木さん像。
> わかります・・・。
> 私もそういう妄想をいだいてますから!←(白状した!)

 おおーっ! 賛同者が! うれしー!!
 でも、妄想なのか。なんか、微妙だな。
 でも、そもそも、書いている本人が半分くらいは懐疑的だったりするんですけど。というか、「愛している」と気づいた時は、いつなのか、というのが当面の課題かもしれません。

> こっそりノートにも書いてますが・・・。←(封印中!)

 ほほう・・・。 完成してお披露目される日をお待ち申し上げておりますよ。腐っ。
 みひろさんの鈴木って、どんなんだろう・・・(やはり、外でヤるのが好きなのだろうか? )

>
> 以下、心の声
>
> (誰かの「ソロ活動」に触れなくちゃならん・・・。)

 な、なんすか、ソロ活動って? 一人遊び?(おお、見たい)、あるいは、一人で遊びに行く(それも面白そうだ)ですか? 

> (誰もそんなの見たくないだろうから・・・。)

 見る見る! 

> き・・・聞かなかったことにして下さい・・・。

 もう、遅いでーす。(^-^)

> でも、Yさんの「まだ日の目を見ていない創作」、こっそり見せてくださ~~い!!
> そしたら私もチャレンジする勇気がわいてくるかも~~!

 期待はずれですみませんが、うちのは大したことはしませんよ。
 うちの鈴木は、抱きつき魔でキス魔だけど、続きは雪子さんとやりますから。(付き合い長いな・・・) ちょっと若い彼女が可愛いと思っても、ドロドロ情念ものじゃないので本格的な浮気もしません。何の刺激もない二人(三人)です。
 見ても全然刺激になりませんから、気にしないでバンバン書いてください!


> でもでも・・・やっぱり鈴木さん・・・。
> 死ななくてもよかったのに・・・。(涙)

 死んでこそのストーリーだからしょうがないですが、むごいですよねえ~~~、ほんっとに!
 と、鈴木ものを書いた時、つくづく思いました。(実は長引く鈴木の葬式後遺症)


> すみません。
> だからこそ、私は青木君にすべてを委ねてます。

 青木~(;;) 私は青木コピーキャット説支持者なので、薪さんに期待します!(ナニを?)

コメントありがとうございました♪
 
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第九の部下Y

Author:第九の部下Y
部下Y(イプシロン)。清水玲子先生の「秘密-トップ・シークレット-」を愛するブログです。

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